デ・オリベイラが今季初勝利!
ロッテラーと一貴が2、3位となりロッテラーがランキングトップに
8月7日、ツインリンクもてぎでフォーミュラ・ニッポン第4戦の決勝レースが行われた。レース途中での雨も心配されたが、結局降らず。最後までドライで行われた。
14時30分に予定通り決勝レースはスタート。ポールポジションのNo.1 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)スタートでやや出遅れるが、サイドに迫る予選2位のNo.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)をけん制し、トップを守って1コーナーを通過。以後、デ・オリベイラとロッテラーのマッチレースとなる。中団以降のチームでは1周から数周で最初のピットを済ます作戦も採ったが、トップを争う彼らはピットインをかなり引っ張る。ペースとしてはデ・オリベイラが速く、ジワジワとロッテラーとの差を開く。19周目、差が5秒ほどでまず追うロッテラーがピットイン。すぐ次の周にデ・オリベイラもピットへ。どちらのチームもミスなく、ここで順位は変わらず。
この後もトップのデ・オリベイラと追撃するロッテラーの差は3~4秒。この2人のペースは後続と1秒速く。他者をまったく寄せ付けないトップ争いとなる。2度目のピットインでも両者の差は付かず。
ラスト3周以降にロッテラーが2秒前後まで迫ったものの、結局デ・オリベイラが逃げ切ってゴール。昨年のチャンピオンが4戦目にして、今季初優勝を手に入れた。
3位は予選4位No.37 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が、予選3位のNo.41 塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)に対して、8周目に早めの1回目ピットインという作戦で先行に成功。このポジションを守って、4戦連続の表彰台に上がった。4位のNo.41 塚越がHondaエンジンユーザーの最上位となった。
ドライバーズランキングでは、ロッテラーと一貴が28ポイントで同点となり、優勝回数の差でロッテラーがトップとなった。3番手には25ポイントでデ・オリベイラが付けた。
◇Race Top 6
1 1 J.P.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL) 52Laps
2 36 A.ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S) +1.960
3 37 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S) +21.523
4 41 塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) +28.758
5 2 平手晃平(TEAM IMPUL) +46.413
6 40 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING) +53.351
※ゴール直後の計時モニターより
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2011/08/07 18:01:28