スペアキー HISS登録 CB1300SF SC54
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今年の6月に西武ドームでの野球観戦時にCBのカギを紛失、自宅に保管してあるスペアを取りに戻るため、自宅(千葉)と所沢を電車で往復しえらい目にあったのですが、カギが一本しかなくなってしまいこれをなくしたら大変な出費になるため、スペアキーを作成することにしました。
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当然CBにはイモビライザー「HISS」が内蔵されており、合鍵だけ作製しても新キーを新たにECUに登録しないとエンジンは掛かりません。
部品やHISS登録等を夢店にお願いすると結構な出費とのことで、いつもの如く自分でやってみました。用意したものは下記の通り。
①純正イモビチップ内蔵ブランクキー
部品番号:35121-MFJ-D00
近所のショップに注文しました。
②エーモン 110型2Pカプラ
③ワニ口クリップ
②と③は近所のHCで合鍵を切って貰っている時に購入。
④赤黒ダブルリード線
工具箱に余っていた半端なリード線
3
HISSに新しいカギを登録するの必要な「インスペクションアダプタ」を用意します。非常に簡単な物なので自作しました。ダブルリード線の片方はカプラ、片方はワニ口クリップにするだけ。途中に抵抗やヒューズ等は入れてません。
当方の2008年式だと110型カプラの2極でした。最近の高年式だとカプラ形状が違うようです。
ちなみに車体側は黄色線がプラス、白色線がマイナスになりますので、アダプタのカプラ側は写真のようになります。
ここは絶対に間違えない様しないとECUを壊す可能性ありますので要注意。
合鍵、インペクションアダプタが用意できれば準備完了。
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アダプタを接続するコネクタは右側サイドカバーを外したところにあります赤色のコネクタ。
5
キー登録は下記の通りの作業になります。
①車体の赤コネクタのオス側を取り外してアダプタを差し込みます。
②アダプタのワニ口をプラス、マイナスの順序でバッテリーにつなぎます。
③マスターキーでイグニッションオンにします。
④HISSランプが点灯していることを確認して、プラスワニ口クリップを2秒以上バッテリーから外して、再度接続します。
⑤HISSランプが1秒点灯から4回点滅繰り返していることを確認(登録モード)してからイグニッションをオフにする。
⑥マスターキーを抜き、車体から数m離れているところにおいて、改めて新キーでイグニッションオン。
⑦HISSランプが1秒点灯から4回点滅を繰り返している事を確認(登録済みモード)してからイグニッションをオフにして登録完了です。
⑧ワニ口クリップをマイナス、プラスの順番で外した後、カプラ側も外します。車体コネクタのオスを元に戻します。
⑨旧キー、新キーでエンジンがかかることを確認して作業終了です。
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今回の情報はセキュリティー関係なためか、登録方法等の詳細情報は海外のサイトや動画ではアップされているものの、日本語のネット情報は投稿時点で殆どありませんでした。
DIYで登録している皆さんもセキュリティ情報の悪用を懸念してか詳細はアップされていませんでした。
しかし、今回の作業は誰でも購入可能なサービスマニュアルにも記載されており、マスターキー所持者しか作業が出来ない内容である事、さらに非常に簡単な作業内容であり、自分で実施すれば専門家に依頼する費用の1/3程度の費用で済む有用な情報と思い、今回はご異論はあると思いますが詳細をアップしました。
ご不都合等が御座いましたらご連絡ください。
また、今回の内容は当方が所有する車種、年式、型式での結果であります。
いつものことですが、当ブログを参考にする場合は、あくまで自己責任でお願いします。
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