我が家のロードスター・スタイルをお話し致します。
我が家の「ロードスター・スタイル」とは何か
それはロードスターを通して「嫁さんに日頃の感謝を込めてプレゼント」、「走りの楽しさを共有化」、「整備教習」、「走りの教習(チームあさひ発足)」、「家族ツーリング」、「ロードスター車両研究」等々、家族の絆を深めるためにロードスターがあることを、私はロードスター・スタイルと呼んでいます。
今回そんな我が家のロードスター・スタイルをご紹介させて頂きます。
[ロードスターとの出会い]
NC型ロードスターのレンタカー割引キャンペーンで乗ったクルマが初めてでした。
そして日頃、私に尽くしてくれる嫁さんのために、以前から何かプレゼントしようと思い、オープンカーであるロードスターのレンタカーを借りました。
ドライブデートもお昼ご飯を食べ、私が眠気を装いドライバーチェンジし、ロードスターをオープンにして嫁さんがドライブする。
走るなり「これイイネェ」と言うことで、近くの筑波山ドライブをしました。
そしてこのロードスターを返却する時には「これ欲しい」と言うことで、購入を決定しました。
[我が家のロードスター1号機誕生]
1号車、NCECシリーズ1 RS(RHT) 色:カッパーレッドマイカ(リトラクタブル・ハードトップ仕様)
[ロードスターを購入すると仲間が増えた]
納車後、嫁さんは毎週の休みには決まって筑波山に走りに行く日々。
山にはロードスター乗りの方も多く、女性ドライバーと言うこともあり、仲間の和が出来ました。
[嫁さんからサーキットを走りたいと言われて…]
嫁さんが峠の仲間から「サーキットを走りませんか?」と言われ、走ってみたいとの事。
あわてて15万円のボロードスター(NA6EC)を購入しサーキットデビューを果たしました。
2号車、NA6ECシリーズ中期型 色:クラシックレッド
さすがに新車でサーキットは嫌ですからねぇ~。
[昔、走り屋の真似事をしていた私の心に火がついた日々]
このボロードスターをいかにノーマルの状態で、またお金をかけずに速く、楽しく走らせられるか?を追究したくなり、没頭する日々。
足回りのアライメントやエンジンレスポンス向上に力を注ぐ毎日。
そのテスト走行&セッティングをするうちにだんだん速くなり、いつしか峠の仲間から「筑波の赤い彗星」と呼ばれるようになりました。
この頃、長男、次男、三男は一緒に助手席に座る機会が増えて来ました。
また嫁さんから私に「今度、サーキットを一緒に走りましょう」と購入したロードスター。
3号車、NA8Cシリーズシリーズ1 色:シャストホワイト
しかしこの2号車「筑波の赤い彗星」号と3号車もと事故により撃墜(事故により大破)
[筑波の赤い彗星、撃墜からの復活劇]
筑波の赤い彗星号ほか1台(計2台)のロードスターを事故で全損になり、少し走りの火も消えかかりかけたその時に、嫁さんから「またロードスターを買えばいいじゃん」の一言。
毎週、嫁さんと私でロードスター探しの日々。
これも良い、あれも良いと3台のNA型ロードスターを購入しました。
(内訳)
4号車、NA8Cシリーズ2 色:クラシックレッド(三男が練習中に大破)
5号車、NA8Cシリーズ1 色:ラグナブルー
6号車、NA8Cシリーズ2 色:シャストホワイト
[我が家のロードスター・スタイル計画始動]
これだけのロードスターが増えたなら、子供たちにも練習機(車)として貸し出すようになりました。
これが家族チーム「チームあさひ」の誕生でした。
その練習ステージは「峠道を走る」と言うことで、チームの目的は「峠を安全に速く走るためにどうすればよいか?」をメインテーマに教習をして参りました。
はじめは「ブレーキを踏む勇気」の座学から始まり、コーナーでのライン取り、ブレーキングから旋回への荷重変化、積極的に荷重変化を作る方法など、多岐にわたる走り方をレクチャーし一緒に走りました。
いつしか峠で「仲の良いロードスター乗り家族」と親しまれるようになりました。
走らない日には、車両整備の仕方や車両の仕組みについてレクチャーし、子供たちもクルマ全般やまた、ロードスターが好きになって行きました。
[私のサブテーマである追究を満たすロードスター]
この頃になると、ロードスターについてだいぶ知識も付いて来ました。
そこで次の企画はNA、NB、NC型の三世代のロードスターを所有しテストして見たいと思いました。
7号車、NB8Cシリーズ2 RS-Ⅱ 色:クラシックレッド
8号車、NCECシリーズ1 RS 色:トゥルーレッド
9号車、NCECシリーズ3 RS 色:クリスタルホワイトパールマイカ(長男専用)
10号車、NCECシリーズ1 RS 色:マーブルホワイト(次男専用)
11号車、NCECシリーズ1 3rdジェネレーション 色:ベロシティレッドマイカ(三男専用)
今ではライトウェイトスポーツカーをもっと研究するためのロードスターと「ロータス・エキシージS」を購入してテストしています。
12号車、NCECシリーズ3 NR-A 色:クリスタルホワイトパールマイカ(長男専用)
[我が家のロードスターに対する思い]
走りに対してとてもピュアで、操る楽しさを教えてくれた。
25年間、どのロードスターも人馬一体感は健在で走る喜びを乗り手に与えてくれる。
環境問題や安全基準の変化に、各モデルが試行錯誤しながらも人馬一体感を守ろうと努力を惜しまない精神がふつふつと伝わってくる。
三世代のロードスターが一番に変わったところは快適性の向上だと思います。
これらのことを踏まえ、開発者の苦悩を知るとで、なおさら愛着が持てた気がします。
[ロードスター計画、究極の夢に向かう]
ロードスターや昔のライトウェイトスポーツカー、近代のライトウェイトスポーツカーをコレクションして、喫茶店&整備工場を開きたい。
(1960年代の英国、イタリア、ドイツ、フランス等のライトウェイトスポーツカーやトヨタ、日産、ホンダ等の旧車両や近代の国産ライトウェイトスポーツカーの展示を目的にコレクションを検討中)
「ライトウェイトスポーツカーミュージアム」
BBQ大会や車両発表会、定例ツーリングなどのイベントなどを開催し、ライトウェイトスポーツカー、そしてロードスターの魅力を一部をご紹介出来たらと思います。
ライトウェイトスポーツカーを愛する人達の社交場として活用して頂きたいなぁ~と言うのが目下の私の夢でもあります。
[最後にロードスターに対する思い]
ロードスターとはスポーツカー用のエンジンに特化しない乗用車のエンジンをチュンし、またスポーツカーとしてけしてかっこよく感じれない。
しかし、乗って操縦すると、操る楽しさが伝わってくるクルマ。
操る感覚が手足の少し先に大地を感じながら走る。
加速、減速に対する走りの句読点的な役割を果たす「カシカシ感」のあるシフトフィール。
爽快なオープン・エア-・モータリングを感じながら大自然や都会の幻想の中を風になれる。
操る楽しさ、爽快さが、いつしか自分を笑顔にしてくれるクルマ。
そんな不器用なクルマ、ロードスターが「いとおしい」存在に見えてくる。
そこには愛着という絆が芽生え、いつしかかけがえのない存在に…。
これが私の「人馬一体」感
この人馬一体感を与えてくれるクルマがマツダ・ロードスター(ユーノス・ロードスター)です。
最後に、ロードスターを開発し25年間も進化、作り続けて頂いたマツダさんに感謝するとともに、ロードスターファンの皆様には、こんなロードスター・エンスの私たち家族を末永く、宜しくお願い致します。