
今日はウンチクをひとつ。
皆さんご存知の「Jupiter」。
あの平原綾香の曲、あるクラシック曲がモチーフになっています。
「Jupiter」とは「木星」のことで、イギリスの作曲家であるホルストの組曲「惑星」の中の1曲。
ホルストの惑星は、
火星(戦いの神)
金星(平和の神)
水星(飛翔の神)
木星(快楽の神)
土星(老年の神)
天王星(魔術の神)
海王星(神秘の神)
の7星。
それぞれに個性を持った曲の集まりで、
クラシックファンならずとも知った人も多い。
と、ここで冥王星の名がないのに気づく。
冥王星、忘れてんのか…?
いや。実はホルストの生前には冥王星は発見されてなかっただけで、のちにマシューズというかなりマイナーな作曲家がホルストの惑星に+αする形で「冥王星」を発表した。
しかし、このマシューズの「冥王星」。
ホルストファンからは批判の声が多かったようであまり、というかほとんど浸透してない。
興味本位で聴きたい人がいるぐらい。
(因みに、市販の「惑星」のCDに「冥王星」が入っている確率は1%ぐらい。)
まぁ世間の評判はさておき、自信のある作曲家がこういう形で大作曲家の後にくっつこうとするのは自然なことなのかも知らんね。
そういう私も、高校時代は野望を持ってた一人でしたけど…。
ところで最近、新たな惑星が発見されたというニュースが。
しかも3つも!
これでまた、野望を持ちはじめる作曲家たちが出てくるんかな…。
いや、もうないか。
Posted at 2006/08/18 01:01:12 | |
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音楽 | 日記