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フロントフォークからオイルが滲み始めたので
交換です!
作業中は写真撮影できる状況でない
(手がオイルまみれ)ので
写真はありませんm(__)m
とりあえず文章にて紹介しますね!
ミスも犯したのですがそちらはブログに書いておりますので
今回は割愛させて頂きます(笑)
なるべく初心者の方でも出来るように
難しい専門部品用語は使わないようにしておきます。
写真無いからわかりませんよね(^^ゞ
ヤマハの純正部品は関連ページURLに
リンク貼っておきますので探してくださいね。
2
まずは、フレームをジャッキアップして
グラつかないように固定します。
オイラは車用のパンタジャッキ2台体制と
サイドスタンドの下に板をはさんでおきます。
ブレーキキャリパーはオイルクーラーのパイプに
針金で吊り下げてタイヤを外します。
同時にメーターケーブルを忘れないように!
フォークを外します。
5mmのヘキサレンチで20cmほどフォークを下に落とした後仮止めします。
インナーチューブトップのキャップボルトを
17mmメガネで半回転ほど緩めます。
その後、下に足を置いてフォークを地面に落とさないよう
ヘキサゴンボルトを緩めてフォークを抜きます。
3
さて、フォークを分解しましょう☆
先程緩めておいたキャップボルトを外すのですが
中にはスプリングとスペーサーが入っていますから
そのまま外すと吹っ飛んできて大怪我しますよ!
17mmボックスレンチを準備して右手には軍手をして
しっかりとボルトにかけて体重で押えます。
2回転ほど緩めたところで
今度は左手でインナーチューブを緩める方向に
回しましょう!
すると右手の力は一定してますから
ドンッ!と飛んでくることなくボルトは外れ
スペーサーが顔を出します。
スペーサー・ワッシャー・スプリングを抜いたら
フォークオイルを抜きます。
インナーチューブをスコスコと上下させて
この時点である程度抜いておかないと
後でオイルまみれになりますよ(笑)
次にアウターチューブの下にある5mmヘキサボルトを
緩めるのですが、ココで中身が共回りすると一大事!
バイスにアウターチューブを挟んで
インナーチューブを思いっきり伸び方向に引っ張りながら緩めます。
インパクトレンチがあればそれでもOK!
不安な方は純正の専用工具がありますので
買って置いたほうが無難かな。確か4000円以下でした。
ボルト穴からオイルが出てきますので注意してください。
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さて、次にダストカバーとシールを抜きます。
ダストカバーはマイナスドライバーでコジって外します。
すると中にオイルシールと押えのスプリングがありますから
スプリングをマイナスドライバーで取りましょう。
比較的簡単に取れますよ!
さぁココからは力勝負です!
アウターチューブとインナーチューブをもって
力いっぱい反動を付けて引っ張ります。
多くても10回もガンッ!と引っ張れば
アウターチューブに固定されている
スライドメタルと言う部品が抜けて
インナーチューブとアウターチューブが分かれます。
その時に必ずどのように組み込まれているのかを
覚えてくださいね!
後でわからなくなっても知りませんヨ~~(笑)
5
ではシール交換。と言いたいところですが
ココまでバラしたんだから中を綺麗に洗浄しましょう!
パーツクリーナーで綺麗に洗って組み立ての準備をします。
インナーチューブの小さなサビ、キズがあったら
この時点で#1200~1500位の水研ぎペーパーで
回転させながら磨いておきましょう!
くれぐれも上下方向はNGですよ。
コンパウンドやピカールで仕上げ磨きも忘れずに。
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さぁ組んでいきましょう!
単純に言えば逆に組んでいくだけです。
アウターチューブにインナーチューブを差し込んで
中身のシリンダーやスプリングなどを入れていけば良いだけ(^^)
と、ちょっとコツがいるんですけどね(^^ゞ
アウターチューブ下のヘキサボルトを締めます。
ヘキサボルトについている銅ワッシャは交換しておきましょう。
オイラは注文忘れでそのままです(^^ゞ
ネジを手で回るとこまで入れたら
インナーチューブを引っ張って
締めこんでいきます。
プロはインパクトレンチを使うみたいですが・・・
これでインナーチューブとアウターチューブが
とりあえず1つになりました。
さぁ今度はちょっと力仕事です。
抜く時に外れたスライドメタルを打ち込みます。
専用治具があるようですが、オイラは
水道用エンビパイプで代用です。
インナーチューブの上からワッシャーとエンビパイプを入れ
木の柄とハンマーを利用して打ち込んでいきます。
均等に打ち込んでいきましょう。
直接ハンマーで叩かないで下さい。
インナーチューブにキズ付けたら・・・15000円です。。
ワッシャーが底付きする感じがしたら最終確認して
ワッシャーはそのままにしてエンビパイプを取ります。
次にオイルシールですがシールの内側に少量でいいので
フォークオイルを薄く塗っておきましょう。
ねじれ防止です。
漏れていたオイルシールを新品の上から乗せます。
そして先程使ったエンビパイプ。
先程と同じように打ち込みます。
押えのスプリングが入る溝が見えるまで均等に。
スプリングは簡単に入りますから楽勝!
ゴールが見えてきました!
オイラも書くのに疲れが見えてます(笑)
7
フォークオイルを入れましょう。
車種によってオイルの硬さ。量。最圧時のオイルレベルに違いがあります。
オイラの弐号機は資料の違いか423~426ccと様々。
なので、最圧時(インナーチューブを一番下げる)
のトップからの高さ173mmで調整したところ
425ccでした。
簡単に量を測りたいのなら
500ccのペットボトルに水を入れ家庭にある秤で
425ccラインをマジックで書いておくと便利です!
重さで計ると比重が違いますからね。
オイルを入れたらオイル抜きの要領と同じように
スコスコやって空気を抜きましょう!
数回やったらしばらく置くというのを繰り返して
泡が見えなくなったら完了です。
ダストカバーを入れて木槌できっちりはめ込んでおきます。
さぁ最後の関門!キャップボルトを付けます。
スプリング・ワッシャー・スペーサーの順で入れたら
インナーチューブを伸ばしておきます。
外す時と同じく、ボルトをソケットレンチに組み
スペーサーと同時に押さえつけたら
左手でインナーチューブを回します。
ネジをナメない様に注意してくださいね。
ある程度までは手で回します。
右手は体重かけたまま固定です。
キャップボルトに漏れ防止のOリングがありますから
その部分まで来たらレンチで回します。
この時点では完全に締め付けは出来ません。
(左手が負けます(笑))
完全な締め付けはバイクに組んで最初と同じく
仮組みした状態で本締めしますから。
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これでフォークのシール交換&オイル交換終了です!
元通りに組んだら完成です(^^)
オイル交換しただけでもかなり効果があります!
段差のギャップでの体感が激変!
道路のうねりも軽くいなしてくれます☆
早くやっとけば良かったと後悔してます(^^ゞ
使用部品・材料
オイルシール2個
ダストカバー2個
スライドメタル1個(自分のミス)
純正フォークオイルG10 1L缶
針金(適当)
#1500水研ぎペーパー
ピカール・コンパウンド(中目)
計量用ペットボトル
定規
パーツクリーナー1本
使用工具
5mmヘキサレンチ
8mm・10mm・12mm・17mmメガネレンチ
17mm・19mmソケットレンチ
プライヤー
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