全く日本語も乱れて…

最近の若者の男性は、会社等の家庭の外で自分の配偶者のことを嫁とか嫁さん、あろうことか嫁様と呼んだりする。

お前の息子、もう結婚したんかい!!
と突っ込みたくなる…。

その上、｢さん｣、｢様｣をつけるか？

身内に敬語を使うんかい!!
と突っ込みたくなる…。

日本語には、日本人の文化を表すものとして敬語と言うものがある。

話す相手、或いは、話す相手と共に同様に敬意を向けるべき人のことを尊敬しながら話す文化である。

従って、自分、自分の家族のことを話す時は、相手に対して尊敬の意を表すために謙譲語を使う。

愚息、愚妻などがその例である。

そこまでへりくだらなくても、父、母、妻、息子、娘と呼べばよい。

決して、家族に｢さん｣、｢様｣をつけるべきではない。



などと最近の日本では、美しい日本語が失われつつあることを嘆きながらも、殆どの若者、ひいては中年の連中までが、乱れた言葉を話すことに対して半ば諦めの気持ちを抱いていたが…

先程の朝の番組でやっていた。

女性の側からも嫁とは呼ばれたくないようである。

一番呼ばれたいのは…


｢妻｣


嫁様と言うことで、自分の妻を非常に大事にしていることを表したいのであろうが…

なんのことはない。

配偶者は、そうは思ってないのである。



笑うた…。




失笑である。