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2025年12月14日 イイね!

タミヤ TA03F 近代化改修

タミヤ TA03F 近代化改修いつまでも擦り続けるTA03ネタ。それだけユーザー側が工夫して楽しむ余地が多く残されていた『ベースシャーシ』だったと思う。








TA03FFで試して効果的だったアッパーアームの似非Aアーム化は、四駆かつ重いTA03Fでは更に効果的だと思われたため、TA03FFと全く同じ構成で導入。基本的にはただそれだけだが、左前輪側アッパーアームブレースとドライブベルトのクリアランスがほぼ無かったので、ドライブ/ドリブンプーリーの内側の鍔(何と表現したら?)を0.5mmほど削って対処。






これもTA03FFで非常に効果的だったオイル封入デフへ換装。XTRAXPEED製の換装キットとTA02ギヤデフキャリアを組み合わせた。と書くと組み合わせただけのように見えるが、結構な加工が必要になる。
TA02ギヤデフキャリアとTA03のそれは歯数は同じだが歯の幅が違う。TA03のギヤケース内に張り出したベアリングホルダー部を避ける必要があるからである。よってTA03ギヤケースにTA02ギヤデフキャリアを収めるには、ギヤ幅を削って詰めなければならない。ギヤ側の対処だけでは収まらず、一部ギヤケース側のリブも削った。
元々FF的な動きを見せるTA03Fなので、フロントはTA03FFを踏襲して#500000。リヤはヨーモーメントを打ち消さないよう#2000。





色んなサーボを使う前提ならサーボステー取り付け穴を長穴にすることも必要悪だろうが、私は同じサーボしか使わないのでその『悪』は不要。長穴だと皿ワッシャー等を使う必要があり、地上高が下がるのも良くない。よってカーボン削り粉に瞬間接着剤を染み込ませて長穴を埋めてから普通の穴を開けた。これでもうサーボがずれることも地面に擦ってビスの六角穴が潰れることもないだろう。



一旦この仕様でサーキット走行させてみたが、感触はそこそこ良かった。コーナー出口のスロットルオンではかなり引っ張られるので、そこの操作はやや繊細さが求められるが、これぐらいなら私のウデの許容範囲(笑)。
Posted at 2025/12/14 15:34:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年10月27日 イイね!

タミヤ M04Lレストア その7 エアレーションダンパー

タミヤ M04Lレストア その7 エアレーションダンパーM04L-Buggyと勝手に命名したバギーだが、元々オンロード車なのでオフ車と同等の性能を求めるのは無理があるというもの。よってより高性能なパーツでバランスを取らねばならない(?)。

まずWT01用の足をDF03用の足へ交換。しかし一筋縄ではいかない。DF03リヤサスアームではデフジョイントのセンターが全く合わない。無理に使おうとするとドライブシャフトにはかなりの後退角がつく。あまり望ましくないのでフロントサスアームをリヤにも利用。純正アップライトではトー角ゼロになってしまうので、サードバーティのトーイン1度のものへ交換。


DF03フロントサスアームをリヤへ使ったことで、どうやら少しアップライトが内側へ寄ってしまったらしい。サスストロークが深くなるとドライブシャフトがデフジョイントを突いてしまう。これにはアクスルシャフトをXV01リヤ用へ交換することで対処。これはMシャーシ用リング固定式ホイールアクスルよりもジョイント部が短いのである(逆に外側突き出しは長い)。

次にダンパーを京商アルティマSB用のエアレーションダンパーへ交換。樹脂製だがバリ取りをして丁寧に組めばとてもスムーズ動作するうえ安価。


京商のエアレーションダンパーは元々使っていたGF01用アルミダンパーよりかなり長い。よってショックタワーをそのまま使うことはできない。どうせ加工するならということで、ビートルボディとの干渉を避けるべくフロント側ショックタワーはピボットを内側へ寄せ、リヤ側ショックタワーは新たに造り直した。




これでオフロードサーキットできちんと走れるか?!
Posted at 2025/10/27 23:39:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年09月16日 イイね!

タミヤ TA03FF 試行錯誤

タミヤ TA03FF 試行錯誤4駆ならばもしかしたら目立たなかったかもしれないネガが見えてしまうのが2駆なのか。コーナー入口から出口までの特性変化に操縦がついてゆけない問題が生じたのでいくつか工夫。





工夫その1:TA03ボールデフ改良
TA03ボールデフはボール8個の旧世代。マンタレイボールデフと基本的に同じ。DT02ボールデフも旧世代だが、ボールが10個になっているのでより高いLSD効果が得られると考えられる。ということはTA03ボールデフのボールを入れる追加穴を開ければ良いのではないか?! ・・・という至極単純な発想で試してみた。

ボールは2倍の16個。スロットルオンでの安定感は確かに向上したものの、スロットルオフ(≠ブレーキ)ではLSD効果がほぼ感じられない鋭すぎるターンインのせいでスロットルオンまでのラインを綺麗につなげることができない。スラストベアリングをアンチウェアグリスまみれにして重デフっぽくしても難しい。実車で例えるなら、イニシャルトルク弱めかつスロットルオンで即ロックする1WAY機械式LSD。手練れの方なら自由度が高くむしろ武器になるのかもしれないが、私には扱いきれなかった。



工夫その2:TA03へのオイル封入デフ適用
XtraSpeed製のオイル封入デフ(TA01/02用)換装キットをTA03へ装着することを思いついた。初めはTA03ギヤデフへそのまま適用できないかと軽く考えていたが蓋の寸法が異なるためポン付けは不可。よってTA02デフのギヤを削り込んで対応。
オイルは100万番。ターンインはボールデフより遥かにマイルド(アンダー)になり、コーナー出口での引っ張られる感は更に強くなった。出口ではややオーバー気味になったのでリヤのトーインを増して対応。結果好バランスで操縦しやすくなった。今度は50万番も試してみたい。



工夫その3:似非Aアーム化
TA03のサスアームは軟質樹脂製であり、非常に頼りない剛性感である。せめてもの対策ということで似非Aアーム化。アッパーアームと同一平面にもう一本ロッドを追加しただけ。よってあくまで『似非』。
実は元々構想はしていたが、TA03現役当時に見かけられたテンションロッドではCハブの軌跡と不一致になるため諦めていたネタ。車体側の左右アッパーアームピボット間距離がステアリングワイパー軸間距離と同じことを偶々発見したことで構想は一気に実現へ。しかしこんなものでも体感可能なレベルで安定性が増す。逆に言えば元々の剛性が相当低いのだと思われる。





多分まだ続く。
Posted at 2025/09/16 23:57:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月17日 イイね!

M16A(ZC31S搭載) エンジンOH

M16A(ZC31S搭載) エンジンOH17年・24万kmを走ったエンジンがどのようになっているのか?レースやタイムアタックを念頭に置いたチューニングではなく、単純な興味本位である。








ヘッドを開けたところ。カムは摩耗も傷も無く健全。ちょっとスラッジが残っているのは、恐らく直近二年間の使い方が悪影響を及ぼしていると推測。


シリンダーは、再ホーニング後で摩耗限度を超えた部分が何か所かあったものの、バラした時点で当たりが極端に強い部分や傷は無し。大きな問題はないと考えてそのまま組んでもらった。


オイルパンを剥がしたところ。ヘッド同様スラッジ多め。問題になるほどではない。なおクランクはほぼ摩耗なし。計測してもらったところ振れもなし。


燃焼室。多分バルブ周りが最も消耗していたと思われる。バルブ全交換、Ex側はバルブガイドも全交換。最低限の修正面研(結果0.05mm)と最低限のシートカットをやってもらった。


タイミングチェーン、チェーンガイド、ウォーターポンプは新品交換。交換とはいえ、チェーンは新品と並べても寸法変化はわからない程度だったそうだ。オイルポンプは全く問題なしということで再使用。


余ったタペットシムとともにバルブ、ピストン、コンロッド大端部メタル、クランクメタルを記念に持ち帰った。メタルは健全で、ベースメタルが見えるどころかピカピカになった部分さえなかった。ピストンもスカート部のモリブデンコートが若干落ちたくらい。ただしオイルリングは煤でスティック気味だったとのこと。


撮影はしていないがパッキン類、ヘッドボルト、コンロッドキャップボルト、クランクキャップボルトは交換。かじってバラせない部分は無かったと聞く。
多少自分好みに弄った部分はあるものの、基本的にはノーマルのまま乗ってきた。乗れば乗るほど私の感覚に馴染み、愛着も沸いてくる。今回のエンジンOHで主機は相当に丈夫であることが解ったので、次の17年・24万kmも安心して乗れるというものだ。
Posted at 2025/08/17 09:34:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年07月08日 イイね!

タミヤ TA03FF 結局ブラシレス化

タミヤ TA03FF 結局ブラシレス化そしてサーキットへ行く前にブラシレス化。というのも、Hobbywing/Justock G3Sブラシレスコンボをかなりお買い得に入手できたため。そんなものが手元にあって組み込みを待てるわけがない。



そしてブラシレス化後、サーキットへ行く。
使っているタイヤ+行くサーキットだと、家の前の路地とはかなりグリップが違う。具体的にはタミヤレーシングラジアル+自宅前路地と、ライドセミスリック+サーキットの違いは相当大きく、若干のセッティングが必要だった。



結果快適に走れるようになった。余剰部品の寄せ集め、しかも25年前のクルマだが、きちんとセッティングに応えるだけの基礎はある模様。RCは面白い。
Posted at 2025/07/08 00:16:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「タミヤ TA03F 近代化改修 http://cvw.jp/b/1266505/48817630/
何シテル?   12/14 15:34
袖ヶ浦を走っています。稀に筑波も走ります。 ミニサーキットは殆ど行かなくなってしまいました。 どうぞよろしくお願いします。 <ベストタイム> 茂原:...
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