車輌のブログ一覧

午前10時で車検持ち込み、家に帰って来ました。
インプレッサスポーツe-BOXERです。
うん、悪くはない。でもレヴォーグの方がパワフル。

車検迄に間に合いました。
タワーバーの箱がデカイΣ(ﾟдﾟ；)

邪魔なので工賃ケチって自分で着けたくなりますね。

昨日の大山方向。
冬の準備が着々と進んで居ます
☃❄

ついにくる(๑•̀ㅂ•́)و✧

「よし、今日も完璧に仕上げよう」
そう意気込んで、オイルを抜き、新しいオイルを注ぐ。

昨日はエンジンオイルを交換。
直後の走りは、ほんの数十メートル転がしただけで軽やかな足取り。
新油のなめらかさが、ステアリング越しに伝わってくる。

VN5レヴォーグのボンネットを開けるたびに、心が少し高鳴る。
水平対向のメカニカルな造形を前にすると、何度見ても惚れ惚れする。

翌朝、一晩経って異常がないかを再確認。
「よし、異常なし。」
慣れた手つき――のはずだった。

だが、その日はどこか浮ついていたのかもしれない。

数時間後。
信号待ちの車内に、ふと鼻をつく匂いが漂った。

――オイルの匂いだ。

最初は気のせいかと思った。
しかし、エアコンを切っても、窓を開けても、微かに残るその匂い。
まるでエンジンの鼓動に合わせて滲み出てくるかのようだった。

「まさか……」

脳裏に浮かんだのは、今朝ボンネットを開けて“念のため”再確認した場面。
少しだけ高級オイルのジョッキに残った分を継ぎ足して、満足していた。
あのあと、確かに閉めた――つもりだった。

――オイルフィラーキャップを閉め忘れたまま、ボンネットを“バタン”。
…あ…。

嫌な予感に駆られ、帰宅後すぐにボンネットを開ける。
そこにあるはずの黄色いキャップが、どこにもない。
エンジンルームの隙間という隙間を覗き込み、スマホのライトで照らす。
見つからない。
まるでキャップが自分の過ちを責めるように、煙のように消えてしまったのだ。

幸い、オイルの飛び散りはほとんどなく、漏れもごく軽微。
それでも、このままでは走れない。

仕方なく、ディーラーへ電話を入れる。
「すみません、オイルフィラーキャップ、ひとつ注文お願いします……」
電話の向こうで、整備士さんの苦笑いが透けて聞こえた気がした。

部品手配完了。
だが、あきらめきれず、もう一度探す。
今度はヘッドライトを持ち出し、助手席側ノーズ付近――
アンダーカバー内の奥の奥を照らし、指先で慎重に触れてみる。

――カチン。

指先に当たる小さな音。
そこに、黄色いキャップがひっそりと転がっていた。
まるで「見つけてくれるのを待っていた」かのように。

思わず笑ってしまった。
部品手配のキャンセルをディーラーに伝えると、
「見つかりましたか！ よかったです（笑）」と、あたたかい声。

事件は一件落着。
キャップをしっかり締め直し、改めてボンネットを閉めた。

愛車のレヴォーグは、何事もなかったように、静かにアイドリングしている。

――“ヒューマンエラー”も、クルマとの付き合いのスパイス。
今日もまた、この相棒と共に、少し成長した気がした。

そして学んだ。
エンジンルームには、たとえわずかな時間であっても物を置いてはいけない。