デスクトップPCのMB交換①
目的
修理・故障・メンテナンス
作業
DIY
難易度
中級
作業時間
6時間以内
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Intel Core i3-9100のついた、Gigabyteのマザーボード、GA-H370-HD3を取り付け、ディスクのパーティションタイプをMBRからGPTに変更した様子の記録です。
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OSはWindows10で、Windows11にアップグレードする予定があり、CPUを第9世代に入れ替えました。
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マザーボードの入れ替えによって、オーディオやLANやグラフィック、チップセットなどのドライバをインストールしなおし、その後、ハードディスクのパーティションスタイルを、MBR→GPTに変換しました。
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まず、今回ディスクのMBRからGPTへパーティションスタイルを変更するためのツール、「MBR2GPT.exe」を使います。このツールは、元々Windows10のコマンドラインで利用できます。
以下の手順で、変換します。
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今回は、Windows10Proを起動した状態で、コマンドプロンプトを管理者権限で起動してMBR2GPTを使用しました。
コマンドプロンプトを起動し、diskpartと入力してEnterすると、左のようになります。
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上記で、アスタリスク「*」のついているものが、GPTで、ついていないものがMBRのディスクです。これは、変更後のもので、変更前のMBRの時には、アスタリスクはついていませんでした。
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次に、コマンドプロンプトで、MBR2GPTを実行する。MBR2GPTでパーティションスタイルを変更可能か調べた後、OSのインストールしてある領域の、ディスク0を変更します。
ここで、問題が1つ。ディスク0は、OSのインストールしてあるディスクだが、変換は成功しているものの、
Call WinReReapir to repair WinRE
MBR2GPT: Failed to update ReAgent.xml, please try to manually disable and enable WinRE.
のエラーが出ています。これは、主に、OS起動中にコマンドプロンプトを起動して、MBR2GPT.exeを実行していることが影響しているらしいです。
以下のサイトでも、コンピューターを再起動して良いことが指摘されています。
https://www.tenforums.com/general-support/165595-need-help-mbr2gpt.html 9
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仕方がないので、再起動すると自動でUEFIモードで起動できたようで、この状態でコマンドプロンプトを管理者で起動し、
reagentc /disableの実行後、
reagentc /enableを実行すると、
ともに、
「REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。」
と正常にメッセージが返ってくるようになりました。
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結局のところ、「Failed to update ReAgent.xml, ~」のエラーは、OS起動状態でMBR2GPT.exeを実行したことによるもので、本来は回復オプション上のコマンドプロンプトで、実行したほうがこの様な警告メッセージが出なくて良いのかもしれませんが、OSを起動した状態でも、MBRからGPTの変換はできない訳でもなかったです。
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次に、私の環境でいえばディスク1(データディスク)のMBRからGPTへの変換については、
これは、ディスク1のデータを他のハードディスクに移して、データがない状態にしてから、システムツールの「ディスクの管理」を起動して、ディスク1の全てのパーティションを削除、新たにパーティションスタイルをGPTにして、切り分けました。
つまり、データディスクには、MBR2GPT.exeは使用できず、「ディスクの管理」で変換するのが適切です。ただ、データの移動に時間がかかるのが欠点です。
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