大鵬さん　その1

僕が大横綱を語るのは恐れ多いけど

ネットで書ける範囲の大鵬さんを

叔父が若い頃から何故か大鵬さんと気が合おて

控え目に言うても友達

大袈裟に言うたら親友

現役の頃は関取、あきちゃん

横綱になってからは横綱、あきちゃん

引退後は叔父が亡くなるまで

親方、あきちゃんて呼び合う仲やったから

僕も自然に何回も会わしてもろてた

僕は現役時代の記憶ほとんどないけど

家で、部屋で、場所で、夜の街で

どこでも大鵬さんは言葉遣いの丁寧な紳士やった

激しい口調聞いたんは2回だけ





大鵬さんを一言で言うたら

義理堅い人

これに尽きる

叔父が亡くなったんが2月で

本場所無かったゆうのもあったやろけど

お通夜、告別式、百箇日、一周忌

来てくれはった

叔父が亡くなった後も

お歳暮は変わらず送ってくれはるて

叔母が言うてた

それ以外に

うちの冠婚葬祭にも

ある時は来てくてはったり

来られへん時は

自分と理事長の名前で祝電打ってくれはったり

叔父は貧しくもなかったけど

祝儀をバンバン渡すほど

裕福でもなかったのに

セドリックとかシーマを

何年か毎に買い替える感じの経済力

大鵬さんの現役時代の後援会長は

確か、北炭の社長やった思う

そんな財界の大物が周りにごまんと居てる

天下の横綱が

なんであんな親しいしてくれはったんか

今でも不思議や

書きたい事は色々あるけど

ちょっと整理がつけへんから

今日はここまで