[CBR250Four] リフレッシュ済みテールカウルの装着 （3)サイドカウル上端との干渉対策

既報の整備手帳： 「テールカウルの装着 （2)タンデムグラブバーの傾き修正」（→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8345255/note.aspx ）からの続きです。

CBR250Four の純正テールカウルについては、今回DIYでリフレッシュする前から、装着状態において他の部品との接触も発生していました。それは、テールカウルの直下に位置する純正サイドカウルです。

左の画像に示すように、テールカウルの下端がサイドカウルの上面と接触しており、走行中の振動により、サイドカウル上面がフレッティング摩耗を起こしていました。今回は、この件についても何らかの対応をしなければなりません。

そこでまずは、手早くできる暫定対策として、タンデムグラブバーとの干渉対策（テールカウルの装着 (1)で既報）で用いた透明ビニールホースを、ここでも使ってみます。…あくまでも暫定処置（やっつけ仕事）ではありますが…。

左の画像は、その準備風景です。要は、透明ビニールテープに軸方向のスリットを入れて、テールカウル下端をそのスリットに差し込んでクッション代わりにする、というものです。

ビニールホースのスリットに、テールカウルの下端を差し込んだ状況。

ビニールホースを緩衝材として下端に装填したテールカウルを、車両に装着したところ。

全体像としては、左の画像に示す状態となります。「やっつけ」 の暫定対応とはいえ、もう少し何とか（スマートに）しておきたいところです。

なお、「相手側部品（サイドカウルの上面）に保護テープを貼る」 という手法の方が、対応策としては王道のように感じられるのですが、カウルの表面に 「直接的にテープを貼る」 という行為に、個人的には若干の抵抗感がありまして、このような暫定措置としています。

# 今後、サイドカウルもリフレッシュの
# 対象部品として検討中のため。

その後、手持ちのブツとして細径のシリコンホースがあったことを思い出し、透明ビニールホースに替えて、こちらのシリコンホースで置換することにしました。

このシリコンホースは、下記の整備手帳（※）にて、燃料系添加剤をボトルから規定量だけシリンジで吸い取る際に使ったときの 「余り」 です。

（※）ご参考： 整備手帳
[TAKUMI 燃料添加剤 F.S.R] 投入1回目（走行距離60306km、2023-10-07）→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/7562618/note.aspx

左の画像は、シリコンホースの長さを合わせてカットしたあと、長手方向（軸方向）にスリットを入れつつ、カウルとの干渉部分を切除（形状チューニング）している作業風景です。

当初 暫定仕様としていたビニールホースは、テールカウルの表面に対しては（ホースのエッジで）キズを付けてしまう恐れがありましたが、シリコンホースは より硬度が低く柔軟性に富むので、カウルの塗装面（クリア層）への攻撃性リスクも低下することでしょう。

テールカウルの下端にシリコンホースを差し込みしたところ（の、断面方向からのショット）。

緩衝材を、暫定の透明ホースに替えて細径のシリコンホースとした様子。

ホントはもっと良い方法があれば、さらに置換したいところですが、当面はコレで様子見とする予定です。

細径のシリコンホースでエッジ対策したテールカウルを、車両に装着したところ。
（この時点では、サイドカウルもシートも取り外した状態です。）

シートを載せたところ。
（本来はサイドカウルを装着してからシートを載せるのですが、先にシートを載せた画像を撮影してしまいましたので、この順番となっています…。）

干渉対策として、テールカウル下端（エッジ部分）に細径のシリコンホースを差し込みした状態。

これで当初の目的である、サイドカウル上端のフレッティング摩耗は防げる（耐久性の確保）と思いますが、もう少し外観（美観）を向上できそうな手法を考えておこうと思います。当面の間は、まずはこれでしのぐ予定です。