WRX STIスペックCの売却３

結婚して以来、新車の購入は家内の車を含めると、この車で24台目になる。
STI A-Line・アクセラスポーツそしてこの車と3台続けて、5年の残価設定ローンで購入した。
それまでは現金だったが、車を買い換え難い様に、また査定額に泣かないように、再査定なしの残価保障型ローンにしたのだが、結局1・2年で買い換えて、普通のローンより高くついてしまった。
馬鹿としか言いようがないが、こればかりは直りそうにない。（母ちゃんごめんね）

「カーオクサポート」と契約したときには、残債を最終引き落とし分を除き一括支払いしていたが、タイミングが悪く、最終引き落とし分が引き落とされて1週間経たないとローンの「契約終了の案内」はFAXで送って貰えない。
11月16日そのFAXが来た。（正式な「契約終了の案内」は後で郵送されて来た）
それを持って11月16日にディーラーに行き、STIの譲渡書類一式を貰って来た。
それを貰いに行く前に、オークション会社から依頼された「AIS」の査定員がSTIの査定に来た。

そのとき向かって左側のフロントバンパーに小さな凹み傷があった。ショック。全く知らなかった。
よく目を凝らさないとわからない程で、いつぶつけたのか、ぶつけられたのか全くわからない。
その傷がなければ6点だったのにと査定員は言っていたが、結局5点の評価だった。
ちなみに新車だと10点で、その下が6点だ。

「カーオクサポート」の代行は、「ヤフオク」に出品、落札されなければ業者オークションに出品というもので、業者オークションは通常のものとは違い、「オークネット」という「AIS」の査定ありきのネットオークションだ。
だから車の実物を出品しなくてもいいし、車の輸送料も発生しないので、落札されなければ無料にできるわけだ。

「ヤフオク」に出品されたのは11月20日の17時から11月23日の17時までの3日間だった。
そのときの最低価格は300万円弱。これは予想通り、入札なしで流れた。

個人的に、今まで「ヤフオク」に車を2回出品したことがある。
1度目がスズキの「カプチーノ」の10年落ちで、35万円で落札された。
2度目はスバルの「レガシィB4」の半年落ちで、240万円で出品したが、落札されなかった。
このとき「ヤフオク」では、高年式でも150万円以上の車は、落札され難いと学んだ。
実際私でも、個人から240万出して（実際自分のものにするのに取得税とかを含めると5万以上余分にいる）車を買う気にはなれない。
素性がほとんどわからないからだ。

「オークネット」は11月25日にすぐ出品された。
最低落札価格は270万円だ。落札価格に消費税5%が必要だ。
幸い、午前中の早い段階で落札され、「カーオクサポート」から290万円（税込み304万5千円）で落札されたと連絡を受けた。
11月27日に、運送業者に車を引き渡した。（車にはキーをひとつ付けただけで、取説等は一切車内にない）
またこの日、車検証や取説等も、別業者が引き取りに来た。（車検証のコピー等は、オークション前に送付済み）

しばらくして、指定の銀行口座に車の売却代金293万7千円ちょっと（差額はオークション代行の手数料）が入金された。

「ヤフオク」に出品中に、ホンダの営業がSTIの査定に来てくれた。280万円だった。
もし業者オークションで売れても、280万円以下で落札されないように祈っていた。（消費税を足しても手数料を考慮すると、280万円以下だとホンダの方が得になる）
落札されたと伝えると、ホンダの営業はひどくがっかりした様子だったが、落札額を伝えると納得したようだった。
もし落札されずにホンダに売る場合は、購入検討車の乗り出し価格より高いので、下取りという形じゃなく、買取ということになるとのことだった。

結局、「カーオクサポート」に申し込んで正解だった。