「その1」からの続きです。
300円/1時間パーキング停めてそのまま帰るのもしゃくなので、その場で次なる店を探す。
「道玄」@高田馬場。
牛骨ラーメンの店らしい。
ローストビーフがトッピングされたチャーギュー麺がイチオシのようであるが、ノーマルのラーメンを注文。時間帯によってスープは清湯と白湯しか選べず、昼間は白湯らしい。
着丼した「大山牛骨白湯ラーメン」(780円)はこちら。
見た目は豚骨白湯と同じように見えるが、牛骨由来からか野菜からなのかポタージュのような甘さとトロミがある。多加水太縮れ麺にちょうどいい感じだ。トッピングは水菜でシャキシャキ感を出すことで食べ飽きないようにしている。
白湯は個人的には重いと感じたが、清湯はどうなのか試してみたい。
2軒目が少し好みとチョット違っていたので、ラストは満足できる店にしようと、「蘭鋳」@方南町へ。
昭和チックな内外装とも鄙びた僅か8席のラーメン屋は、若い店主の鋭い目つきから「職人」感をひしひしと感じる。
店主入魂の「支那そば」(700円)はこちら。
鶏ベースに煮干しの香りと旨みが前面に広がり、低加水の中細麺との調和もパーフェクトである。チャーシューは中がレアな焼豚ながら、わずかな薫香とこの手のレア焼豚にありがちな硬さもなく旨い。
伊藤と同じ煮干し系でも、ココも非常にレベルが高い。満足の一杯である。
第3回、「東京八王子とでい麺」
シトロエンを嫁に取られたので、仕方なく「マシンX-1号」で八王子へ・・・
C5の「ふにゃら・ふにゃら」の足は、路面の段差でも凹凸でも何事もなかったかのように「どんぶらこ」と快適に走行できる。その一方、完全にショックの抜け切った「マシンX-1号」は、どんな小さな路面の凹凸でも「見事」というほどに忠実にトレースするので、八王子に到着する頃には心身共にクタクタである。
1軒目「煮干し鰮らーめん 圓」@八王子
町田の支店には何度か足を運んでいるのであるが、1年ほど前に訪問した際、
まさかの臨時休業だった曰くつきの店。再訪してみた。
開店時間の15分ほど前に到着。丁度店の前に100円/30分のコインパーキングが1台分空いていたので、駐車して店の前で待つこと10分。
開店5分前なのに、「今日は暑いから、早めに開けますね。」と、女将さん。猛暑の中、心遣いが有難い。
「煮干しらーめん」(700円)を注文。
メニューも町田店と同じなのだが、スープは本店の方が何だかまろやかな気が・・・それと町田店の醤油では煮干し由来と思われる僅かな酸味があるのだが、コチラは皆無。
当然町田店も美味いが、お弟子さんよりご主人が作るラーメンの方が、やはり一枚上手のようだ。
「圓」完食後、すぐさま2軒目「煮干しそば 虎空」@京王堀之内へ直行。
駐車場も4台分あるのが有難い。
着丼した「煮干しそば」(700円)はコチラ。
コチラは同じ「煮干し」を謳うも「圓」とは一線を画すラーメン。豚骨白湯ラーメンに煮干しとくれば、濃厚なものを連想しがちであるが、煮干しの味覚を前面に引き立てながら、白湯のまろやかさを加えたバランスの良いスープであり、低加水中細麺との相性も素晴らしい。かなり研究された味だと思う。
2軒目を制覇し、3軒目に行こうとするも、当日は猛暑で、「マシン-X1号」のエアコンをフルパワーにしても室内は汗だくになるほど暑い。なおかつ、エアコンの負荷で1号のエンジンは死にそうだし、常に上下にゆすられる「路面の凹凸に忠実な」乗り心地に、さっき食べたラーメンが口から出そうだ(>_<)
何とか3軒目(@川崎鷺沼、あっ、トーキョでない(汗))に到着するも、胃の限界を感じ、たじたじと退散するのであった(^^;;
(続く)
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ラーメン紀行 | 日記
Posted at
2013/08/31 22:52:16