
半月ほど前からこの展覧会のことは
知ってをったのですが
まだ日数があるからとのんびりしてゐましたら
いつの間にか会期終了が迫ってをりました
で
行って参りましたよ
カラコ カラコ カラコ カラコ カラコ カラコ ・・・・・ -3 =3 ≡3
何しろ
江戸時代の風景版画の両巨匠
葛飾北斎の『冨嶽三十六景』と
歌川広重の『東海道五十三次』の実物を
(つまり実際に江戸時代に摺られた画を)
一挙に鑑賞できる機会は
さうさうあるものではないでせう
実際堪能して参りました
感想は多々あるのですが
両者の比較に関して言えば
全体の画のレベルが平均的に高いのが広重
対して北斎は
3~5点の有名な画を除くと
全体の平均点ががくんと低下し
かなり平凡な画もちらほら見受けられる
といふことになりませうか
それだけ北斎は天才肌で
作の出来にムラがあった
と言えなくも無い気がいたしました
(ちなみに北斎は
90年の生涯で90回転居をし
版画家としての名前を30回変えたさうです)
ただ
どちらが好きとは言へませぬな
どちらも好きです
ひとつ有名な2枚の絵の比較をご紹介いたしませう
(北斎好きの方には良く知られたうんちくですが)
右は北斎の画で最も有名な『神奈川沖浪裏』
北斎の名を後世に
しかも世界的に広めたのはこの画のお陰でせう
左はその30年前に本人が同じモチーフで作成した画
『おしおくりはとうつうせんのづ』です
(ただし富士山は描かれていない)
この2枚の画の間で
北斎自身の中でモチーフの「熟成・爆発」が
起きたことが窺われます
この「爆発」が無ければ彼の名は
今日のやうに後世に残りはしなかったでせう
ところで
今回の展覧会で感心いたしましたのは
個々の絵に添えられたコメントの過不足のなさです
実に適切で
我々素人にとって詳しすぎず簡略すぎず
かつ的を得た解説がなされてをりました
例えば
画中に描かれた茶店の品書き(メニュー)なども
何が書いてあるかを説明してくれてあるので
その時代のその地方のお国柄が偲ばれましたし
指摘が無ければ何気なく見過ごして仕舞ひさうな描写も
ちゃんと指摘してくれてあったりするので
(例えば木版の木目が紙に写りこんでゐて
しかもそれがちゃんと絵柄に活かされてゐる
といった点など)
本当に鑑賞の手助けになりました
学芸員の方のお仕事と思はれますが
良いお仕事をされてゐるなぁと
やんさま感心いたしましたよ(愛い愛い)
残念ぢゃったのは
(これは致し方ないとは思ひますが)
図版の保護のために照明がかなり暗くしてあり
ただでさえ色が褪せて見難くなっている版画が
鑑賞し辛く感じる場面があったことです
鑑賞の後,たいへん眼が疲れました
あと
面白かったのは
北斎、広重いづれにも言へることですが
画中の看板や家紋に自分の名前や
版元(出版社)の名前を入れるなど
いたづら心たっぷりの宣伝行為が
画中の随所で展開されてゐることです
やんさまはさのやうなことは
真似いたしませぬけどね
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キンキラキン
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2006/05/03 14:46:39