悲しみのLAST　RUN

上り最終富士・はやぶさは約70分遅れ、雨はやむことはないようだ･･･ネットカフェにて迷いに迷った挙句、とりあえず行ってみようと思い、横浜駅5時47分発の電車に乗った。茅ヶ崎－平塚間のスポットへ向かう。茅ヶ崎駅で下車し徒歩で20分ほどらしいが歩いていくと、さほど雨は強くないものの時折物凄い強風が・・・いきなり傘が逝ってしまった(>_<)
引き返すか、いや後悔はしたくないので現地まで行ってみよう。途中のコンビニで合羽とゴミ袋を購入、ゴミ袋はバッグにかぶせた。ズボンも靴の中も髪の毛もびしょびしょになりながらも7時頃、なんとか撮影を考えていた場所へ。晴れていればすでに定員いっぱいであろうと思われる時間であるが、流石にガラガラ。1名だけ三脚で場所取りして車で待機という方がいましたがその方だけでした。普通列車も徐行運転で相当な遅れが出ていました。晴れていたらいい写真が撮れたなあ・・・と思いつつ、しかしこの悪条件の中、待っていても、いつ来るかわからないし、カメラも駄目になってしまいます。泣く泣く(T_T)走行写真は諦め、東京駅で出迎える決断をしました。

東京駅へは9時過ぎに着きました。約1時間半遅れのようです。既に多くの方がいまかいまかと待っておりましたが、ホーム中ほどにはまだ空きがあり場所を決め待つことにしました。そして待つ事、約2時間半、ついに長い長い旅の終着です。ひときわ大きな汽笛とともにEF66　42号機、堂々のゴールインです。これだけの人です。まともな写真なんか撮れるはずはありません、でもいいんです。最後の最後に立ち会えた、もうこの事実だけでいいでしょう。その後、いつものように機回し作業を終え、機関庫へ戻っていきました。最後の力を振り絞ってラストスパートする姿を撮影したかったですが、空も涙していたのかな？結果的にこれでよかったかなと思います。


寂しいけどお別れです。
多くのでっかい夢を、希望を、想い出をありがとう。
さらば！蒼き孤高の流星よ！！







反対側の新幹線ホームにも多くの人・人・人






高らかな汽笛とともについに・・・






まともな写真は撮れません(^_^;)でもいいです。無事に堂々とゴールインしてくれました。





雨で汚れたガラスにねぎらいの言葉が





多くの人との別れを惜しみながら去っていきました。本当にサヨナラです。







大分、熊本方面への表示に目隠しが。これで東京駅発ブルートレインは全て廃止となりました(T_T)