
スクリーミン・ジェイ・ホーキンス
「怪奇!R&Bの宴」(’95)
なんとも
キワモノのシンガーです。
しかもベスト盤です。
彼を知ったのは
ジム・ジャームッシュ監督の2作目
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」からです。
当時、モノクロの映画がとってもカッコよく思えた
青瓢箪だった私は
ジム・ジャームッシュやヴィム・ヴェンダースの映画をよく
見てたもんで
その中で
スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの
「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」
(56年のヒット曲)が
とても衝撃でした。
映画音楽は美しく素敵なモノという概念を
めちゃくちゃにしてくれました。
今思うと、そこから物事に対する見方が斜めになってしまったような・・・
彼は
ジムジャームッシュ監督の
「ミステリートレイン」でホテルのフロント役で出演してました。
有名な話ですが。
キワモノのイメージですが
よく聴いてみるとこれがなかなか
ズンとくるヴォーカル。
ロックンロールやジャズ、ブルースを多彩に歌いこなします。
「ポートレイト・オブ・マン」や
「オール・マン・リヴァー」なんて
パロディです。
彼に影響を受けたアーティストもいるでしょう。
トム・ウェイツなんかは・・・と思ったら
トム・ウェイツの曲をサラッとカバーしちゃったりします。
「ハート・アタック・&ヴァイン」「ウィッシング・パスト・ザ・グレイブヤード」
真夏に聴く これほど暑苦しいR&Bもなかなかないですよ。
「マウンテン・ジャイヴ」「ブードゥー」
そういえば、以前夏のドライブ中
横でカミサンが
「何で暑い日に、こんな暑苦しい、やかましい曲かけんのよ」と
怒られた事がありました。
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Posted at
2013/07/30 20:46:13