ここではクーパーSのスチールホイールを再塗装した時に、
刻印が何箇所かあったので記事にしてみようと思う。
まず表面の刻印の違い。
こちらがある方
続いてこちらがない方
隣に並べて比較すると
表面だけ見比べると刻印があるかないかの違いの他に
鉄そのものの材質も違うように思える。
材質というか、刻印がない方はすぐに表面が錆びてきているので純鉄に近いのかもしれない。
同じ工程で塗装を削っているのと、4本中1本だけこうなっているところからそんな気がした。
続いてリム部分の刻印の違い。
こちらが表にLP883刻印がある方
こちらがない方
比べると刻印がある方ははっきりと刻印が残っていて、
「RSM 62 4 1/2 J × 10 ES (ダンロップマーク) MADE IN ENGLAND」
ないほうは薄くて
「DRC LP883 4 1/2 J × 10 LP883 AE MADE IN ENGLAND」
となっていた。
ちょっと話が逸れるが、ホイールに一箇所盛り上がった部分が見れる。
これがわかりやすい。
これは刻印がある方で見られたが、刻印がない方には見当たらなかった。
これらのホイールは型に流しこむのとプレスするのかはわからないが、
鉄をリング上に曲げて溶接して作られてるとは考えにくいので、
型に流し込む部分か、ただのバリだと思われる。
最後に、
http://www.wheeldictionary.net/10a.html
を見る限りでは Early LP883, 4.5x10"が今回の刻印なしに該当するかもしれない。
表面にLP883となくても本物の可能性は十分にあるのでタイヤ交換する際は見てみると面白いかもしれない。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2013/08/27 18:34:15