
よくよく考えてみると、軽井沢という土地にはあまり接点がありません。佐久市内に住んでいる友人宅に遊びに行った帰り道に立ち寄ったことがある程度です。せっかく軽井沢までいくのであれば、少しは観光もしなきゃと貧乏癖が出て、地元観光協会のウェブを見てみると、5月26、27日はジーロ・デ・軽井沢というイベントが開催されているではないですか?これは見物しない訳がない。日の出前に自宅を出発したのは、このイベントが見たかったから他なりません。
ジーロ・デ・軽井沢は1970年台前半のヨーロピアンスポーツカーのお祭りで、軽井沢浅間プリンスを起点にレース形式で街中を駆け巡るというものです。今年は50台のクラシックスポーツが一同にそろいました。私が開場に着いたのは7:00頃。ホテルの駐車場にはオーナーが手塩にかけた名車たちが出走を待っていました。その様はまるで屋外の自動車博物館のよう。まだ昇りきっていない太陽の光がこの頃のクルマが持つ独特の美しい曲線をいっそう際立たせていました。

駐車場を一回りしてみると、ジャガー E typeの隣が空いているではないですか。ちゃっかり駐車させていただきました。ジャガーの隣はロータス 23B、そして、 MG A 1500です。こうやって見ると、クラシカルな風貌のMH1はそれほど浮いて見えないような気もします。

こちらはエルミーニ 1100 SPORTとポルシェ 356 PRE-A。どちらもうっとりするような美しい曲線がとても印象的です。

丸いおめめが私の好み、(右から)初代アルファロメオ ジュリエッタ、トライアンフ TR3B、そして、NAの原型のようなロータス エラン。

こちらは更にクラシカルなイメージのMG TF 1500、ロータス エリート、MG A 1600。ロータス エリートは私の大好きなクルマ。舐め回すように見てしまいました。

自らの愛車であるロードスターの祭典である軽井沢ミーティングが手の届く現実なのに比べ、こちらは子供の頃からの憧れの名車たちが一同に会する夢の世界。いつかは私も憧れの名車でこんなレースに参加してみたいな?などと夢を抱いてしまいました。
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クルマ | 日記
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2012/06/02 23:18:44