
東富士五湖道路の河口湖インターから樹海に向かって走ると、河口湖自動車博物館があります。この博物館は原田信雄氏のプライベートコレクションを集めたもので、毎年8月の1ヶ月間だけオープンしています。個人の博物館だからと言ってその規模を侮ってはいけません。新旧の名車たちが80台ほど展示されています。もちろんその中にはこの博物館でのみ見られるクルマも多く含まれています。また、この博物館には飛行機館も併設されており、完全レストアされた零戦が2機も展示されています(説明はまた後日)。
まずは自動車博物館から。展示は1950年代以前と以降で大きく2つに分かれています。1950年以前では人類最初のクルマとされるフォードが展示されています。その隣には馬車が・・・最高時速15キロのフォードは、正直、馬車より劣ります。私個人的にはクルマの歴史にはあまり興味がないので、この年代のエリアは比較的足早に通り過ぎました。
楽しかったのは1950年代以降のエリア。こちらはいわゆる旧車とスーパーカーたちが展示されています。ダットサン フェアレディー、エスハチ、スバル360、マツダR360などが展示されていました。私、これら旧車を見るたびに懐かしさと憧れで胸がいっぱいになります。

今回私が最も楽しかったのは夢のスーパーカーたち。カウンタックやフェラーリBBなどお馴染みのクルマも見てて楽しいのですが、この博物館では近年のスーパーカーたちが一番輝いています。たとえば、フェラーリF50やチゼータV16Tなどはこれまで見たことありませんでした。
F1のエンジンをベースにして開発されたフェラーリ創立50周年記念車がF50。すべてのフェラーリの頂点という位置付けということのだそうです。

チゼータV16Tは世界で10台しか存在しない超希少車。調べてみると売り出し価格は9000万円近かったらしいです。日本には2台存在することも後にわかりました。

一年のうちたった1ヶ月しか開館していないのが本当にもったいないと思いました。今年は残り2日になってしまったので難しいと思いますが、来年、富士五湖エリアを散策しながら訪れてみてください。楽しめますよ。
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クルマ | 日記
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2012/08/30 08:18:29