
昨日は久しぶりに有給とって、平日にやっと自分の時間がつくれました。
で、なにをしたかというと 札幌運輸支局への審査基準の問い合わせです(^^ゞ
国際ECE規格のデイライト(DRL 保安基準では昼間走行灯)が10月に採用になってからこの5ヶ月間・・・
保安基準
審査事務規定(検査規定)
ECE規格書原文(英語 嫌いですが・・)
を読みまくっても、後付した場合にどう車検で審査するのか肝心な成立条件が書かれていません。
車検の規定である審査事務規定に明確に書かれているのは
指定自動車に日本で審査を受けたDRLが装着していれば、故障や汚れがない場合は適合とする(あたりまえ)
という外車の輸入障壁を取り除くためだけにあるような文です。
法令成立後から5ヶ月間、みんカラ内やググってもだれも
後付審査をうけた投稿がないんです。成功事例の投稿など心待ちにしていましたが、いまだ見つからないです。
あるのは、民間車検の情報ですが、VWなどの欧州車ディーラーの公式見解として、個人がコーディングなどで明るく改造したものは認めないというものです。日本でライトの技術審査が出来てないというのがその理由です。ごもっともな理由です。
であれば運輸支局でユーザー車検をうけるオーナーさんが出るのを期待していましたが
外車オーナーさんは裕福なのでユーザー車検なんて興味ないかな?
また、国際規格ECEと保安基準(細目第二と三節)との違いもあり混乱します。
灯体の性能基準はECE87規格にはかいてあるものの、保安基準には一切なし。
例えば最小光度
ECEは最小光度400cd以上と規定
保安基準は最小光度の規定が何も書いてない
じゃあ暗くても通るのか まさかそんなわけないし ホントわからん
(細目第一節には国際規格ECE87規格に適合せよとあり、細かい規定は無し なんやこれ 英語よめってか?)
取り付け要件についてもECE48規格の一部しか取り込まれておらず
例えばオフスイッチを設けてよいか?については、ECE規格には速度10km以上で自動点灯させる場合はスイッチを設けてよいとあるものの、保安基準にはスイッチの文面自体がありませんので設けられないです。
ドイツ車みたくスモールやウインカーとDRLを共存する条件はECE規格に細かく規定されてますが、保安基準にはほぼ無し
大丈夫かこの法令 全国の「自動車検査員」は英語の規格書読めるのかい?
で、人柱となり、運輸支局に確認した結果は・・こちら
追記:整備手帳に投稿しました 続きはこちらへ
昼間走行灯(DRL)後付の認可条件 運輸支局の見解は
https://minkara.carview.co.jp/userid/1379356/car/1012925/4200249/note.aspx
下図はDRLとしてのランプの認可マーク Eマークの近くに”RL”と入ります
ECE規格も読まないと 国内法規だけ読んでも適合取れません
弄りにも英語が必要なグローバルな時代になったようです
法令適合方法は、支局によって見解の差はあるかもしれないですが、、、
新規定で車検に通ったら 投稿します
投稿しても第三者のお墨付きがないと無責任ですから
いや、こんな欧州マニア向けの弄り投稿に興味ないですよねー
ではでは(^o^)/
PS: 会話した時間は3分位 運輸支局には迷惑かけないよう最大限の配慮をしています。 法令は印刷しておきマーキング、質問は吟味して知りたい大事なポイントだけ聞きましたよ
ECEの内容を語るとは何者?と驚いていたようです(^_^;)
自称 日本一の弄りの技術法規適合マニアを目指してますので、、、
車の技術法規はアマチュアですが
家電の技術法規(電安/IEC/UL・CSA/EN)適合設計、認可取得では
仕事で技術法規慣れしています
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Posted at
2017/04/13 03:57:25