死生観

画像は我が藤森家の菩提寺の日野市に有る欣浄寺の仏間です。
平成14年に父が79歳で肺炎で亡くなり、令和3年に母が97歳多臓器不全で亡くなりました。
父が亡くなった半年後位から、父とは断絶状態だったのですが酒を酌み交わすとか、男だけの話しがしたかったなとの思いが強くなり暫くは悔やむ毎日を送っていました。
そのために現役で看護師をしていた母が90歳を超えた辺りから介護の必要性を考え車屋稼業の合間に介護士を3年経験しました。その為ヴェルファイア時代に車椅子からの移乗も楽に行えました。
今回Covid-19新型コロナに罹患し肺炎を併発し呼吸困難となり意識朦朧な時、病室内に身近な人が現れたのです、そんな時にふと冷静になり、こうして人は肺炎で死ぬのだなと、より死と言う物を身近な物と感じるようになりました。
私が中学生の時に剣道部活動の一環で月一で禅寺で坐禅を組んでいました。その時の禅寺住職の言葉です。人間には絶対が一つ有る。それは死ぬ事だ。しかしいつ死ぬかは誰も分からない、御釈迦様しか知らない。だからいつ死を迎えても良いように毎日を悔いなく生きなさい。
髪染めよ！