2013年02月13日
いつの時代もクルマをノーマルよりもより速く、軽やかにという欲望に駆られる人はいるはずです。
自分もその1人かもしれません。
そして我々の多くはそれを「チューニング」と呼んでいると思いますが、その行為が決して「改造」だけではないというお話をさせていただきたいと思います。
「チューニング」は本来、「調律」といった意味を持ちます。
どこにも「改造」の二文字はないのです。
そこで仮にチューニング=調律=改造だと捉えてみます。
すると改造もツボを抑えないようでは、せっかくの味や伝統を殺しかねないということになってくるでしょう。
ドライバーはあくまでも生身の人間であるため、感性や五感、生活習慣などによりフィーリングという物は十人十色だということになります。
そこでツボを抑えた上で、純正品と高性能社外品を交換するということで大まかに味を整えることは出来ると思います。
ここまでは多く行われる「改造」だと思います。
そして、その後の車高調、アライメントなどのミリ単位の限界的調整が「調律」という言葉の意味をなすのではないでしょうか。
せっかく速く軽くしても、ドライバーの経験や感性に合わないものを付けては本末転倒でしょう。
ただひたすら速くするといった行為が「チューニング」ではないということですよね。
それに加えて「調律」を行い、始めて個人個人に合ったクルマとなっていくのだと思います。
こういった意識は非常に大切だと思います。
Posted at 2013/02/13 18:40:23 | |
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クルマと○○ | 日記
2013年02月09日
本当に久々のブログです☆
高校生活も無事終了し、今は春休み中で自動車MT免許の取得に勤しんでいる日々です♪
免許取得後はいよいよ「マイカー」を所有したいと思っています。
そんなマイカーが欲しいということで色々と考えた結果に上がった一台が。
ユーノス・ロードスターです。
「ユーノス」というマツダのチャンネル名が付いている時点で、ご存知の方々はそれがNA(6/8)であるということがお分かりになると思います。
アメリカでの発表当時(1989年)の人気は凄まじいもので、その売り上げはギネス認定されるほどになりました。
しかしそんなNAと言えども、最終型から早20年が経とうとしています。
元々がラグジュアリースポーツカーとしての位置づけでない事。そして、それ故に乗り回されてきたタマが非常に多いというのも中古車市場の現状と言えると思います。
マトモなNA(専門店etc…)を考えるならば、70〜100万円を超える出費が必要となってくるでしょう。
自分はユーノスを通じてFR, DOHC, 2シーター,MTといった走る楽しみの基礎を学びたいという目的が強いため、高額出費をしてまで乗りたいとは思いません。
そこで唐突ですが、「ユーノス・ロードスターを譲っていただける方」を募集したいと思います。
できれば2オーナー様以内、ノーマル指向で10〜20万円で取引をさせていただける方いらっしゃらないでしょうか?
何分学生のため希望額が低いことはご了承ください。距離は低い方が好ましいですが、基本的には問いません。
以下に希望仕様を簡単に書かせていただきます。
形式:NA6CE/NA8C
ボディーカラー:基本的に問いません(出来ればホワイト、ネオグリーン、シルバー)
幌:スクリーンの白濁がひどくなく、雨漏りのしない物orハードトップ
変速機:5MT(AT以外)
譲ってくださる、またはそのような個体を知っているという方は、以下のメールアドレスにメールを頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
kazunishizaka@yahoo.co.jp
Posted at 2013/02/09 13:14:24 | |
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2012年08月01日
4ヶ月ぶりの更新ですね♪随分と間が空いたものです。
暑い日々ですね。
最近は雑誌に加え、PCの「~online」や動画サイトで自動車紹介を観ることができるようになり、より多くの新鮮な情報を手にできるようになりました。
しかし言い換えれば情報が多いということは、情報を己の目と知識でよく吟味しなくてはいけないということにも繋がりますよね。
最近の自動車評論を見ていると、そのクルマ1台を取り扱うなら、それに徹底的に絞って、そのクルマのスペックや個人的な感想を織り交ぜて…と終わらせているものが多いように感じます。
あくまでもクルマは工業製品であり、幸か不幸か近年では、家電化しつつあるともいえます。
クルマは人が造り、人が運転します。
いくらコンピュータの頭がよくなっても、基本的ベースは変わらないでしょう。
ならその互いの立場の感性や国民性を追求し、取り入れることが万人ウケする自動車評論・分析なのではないでしょうか。
僕の尊敬する元ENGINE編集長(現GQ編集長)の鈴木正文氏も、同様の発想でNAVI創刊から現在まで、新しい「クルマと人の付き合い方」を築かれた方だと思います。
日本の自動車生産力や技術は世界的にも認められ、多くの需要があります。
しかし、文化として自動車を捉えたとき、日本における文化はわずか60~70年足らずのものかと思います。
確かに発明されたのは今から100年ほど前ですが、本格的に国民に浸透し、スポーツやファッションなどとも関わり始めたのは、第二次世界大戦後~高度経済成長期の頃というのが事実です。
それに対して欧米諸国の自動車文化の歴史は、第一次世界大戦以前のものも多く存在します。
その時代の人々は既にこの世を去っていますが、次世代の我々の遺伝子や感性に少なからずとも影響があるはずだと信じています。
日本の自動車は「産業」としてはうなぎ登りの発展ですが、「文化」としては成熟するのにまだまだ時間を要するのだと思います。
Posted at 2012/08/01 08:47:35 | |
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クルマと○○ | クルマ
2012年04月06日
今日は僕の好きなフレンチスポーツカーの1台である「ルノー・カラベル」が登場する映画をご紹介しましょう。
カラベルの特徴はRRであるということでしょうね。
当時の日野・コンテッサシリーズなどはデザイナーこそ違いますが、かなりの影響を受けているような気がします。
そのお陰でフロントグリルのないスッキリとした顔とリアのエア抜きが美しいクルマです。
当時のルノーが作るクルマ達はほとんどがRRでした。
さて、肝心な映画の方はといいますと…今回は1作だけではないんです。
まず1つ目は「エレキの若大将」です。
「エレキの若大将」は加山雄三主演の若大将シリーズで最も興行収入が高く、当時の若者たちにただ知れぬ影響を与えた映画でした。その点ではご覧になれた方も多いかと思います。
ストーリー展開は若大将シリーズお決まりパターンですが(笑)
1965年公開ですので、当時のTHE VENTURESやTHE BEATLES、寺内タケシとブルージーンズ(出演)などの音楽性を取り入れていましたので、当時はかなりイカした映画だったのでしょう。
モズライトやテスコから放たれる小気味よいサウンドは確かにカッコイイものです。
この映画で青大将こと田中邦衛さんが愛車として東京や日光を駆け回るのにカラベルが使われています。色は赤で、翌年公開の「アルプスの若大将」においても一瞬だけ使い回し映像がでてきます(笑)
「アルプスの若大将」ではダイハツ・コンパーノスパイダーの前期型が登場しますよ。
そして、もう1つの映画が「エレキの若大将」より1年早く公開された「乾いた花」という映画です。
映画の内容としては、若大将とは180度くらい異なった白黒のヤクザ映画です(石原慎太郎作)。
主な出演は加賀まり子と池部良でして、ある日賭場で出会った2人が互いの素性もほとんど知らずに賭けに挑んで行く…という内容です。クライマックスはいたって意外でした。
この映画の中で加賀まり子の愛車としてカラベルが登場します。
色は白黒映画なのでわかりませんが、濃い色ではないように見られます。
途中、出来立ての高速道路を使用して夜中のカーチェイスをMGAと繰り広げるシーンも印象的でした。
その他にも先日紹介した「いつも2人で」の劇中で少しだけ水色のカラベルが登場しています。
かなりマニアックなクルマですが、当時の日本映画にマニアックな外車が登場するということに惹かれました。両作品ともに日本の風俗や街並みを垣間見ることができる興味深い映画となっています。
どうぞ1度ご覧になってみてください。
では(o・・o)/
Posted at 2012/04/06 07:26:35 | |
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映画 | 日記
2012年04月03日
最近映画をよく見ます。
そうすると、みんカラをやっている皆さんならきっと分かってもらえると思いますが、登場するクルマやエキストラのクルマに目が行ってしまいます(笑)。
特に古い映画や昔を舞台にした映画は尚更かと思います。
今日はクルマに視点をやってよかったと思えた映画を紹介しますね。
今から46年前の映画になりますが、「いつも二人で」という映画がありました。
カラー映画で主演はオードリー・ヘップバーン。
彼女の作品のなかでは決して代表的なものではないですが、その時代のクルマやファッションが分かる面白い作品です。
内容としては、男女の旅先での出会い、新婚旅行、旧友との悩ましい旅行、裕福になってからの倦怠期などが入り組まれた状態で登場します。その時に必ず登場するのが二人の乗るクルマです。
この作品には、2人の時代が変わるたびにメルセデス280SL、MG-TDやトライアンフ・ヘラルドなどのスポーツカーが登場します。車種は忘れましたが、フォードのワゴンも出てきています。
クルマたちが映画の代名詞やグッズ化されているわけでもないのに、これだけ役を果たしているのも珍しいと思いますよ。
ラストはおっちょこちょいな主人に惚れ直すオードリーがフランス国境でキスをするというハッピーエンドになっています。
お金や富では得ることのできない幸せがあった頃を回想しながらよりを戻すという素晴らしい映画です。
一度ご覧になってみてください。
社会的な訴えやフィクションではないので、どっぷり深い映画ではないのですが、どこか落ち着く良作です。
Posted at 2012/04/03 22:57:53 | |
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映画 | 日記