相模原の知的障害者殺人事件について

２６日未明の残念な事件。


障害者なんか居なくなればいいといった犯人。
人の形をした生き物といった犯人。
意思の疎通が取れない動物といった犯人。
周りに迷惑をかける重荷でしかないといった偏見に満ちあふれた思想のもと強行に及んだ犯人。あえて容疑者とは言わない。

天地がひっくり返ろうと絶対に許せない！！！



おいらにも重度の知的障害児が二人います。小学３年生と５年生です。
たまたま二人とも重度の知的障害をもって生まれてきた。本人だって健康体で普通に生んで欲しかったに違いない。でもたまたまそうなってしまった。
でも、おいらは普通の子供と同じと思っているし愛情たっぷりに育ててきている。

支援学校へ行くようになって担任の先生方の努力やサポートで少しづつではあるけど出来ることも増えて来ているし、二人ともしゃべることすら出来ないけど親の言うことは解ってくれていると思う。
怒れば悲しんだり褒めてあげればニコニコするし表情も豊かで可愛くてしょうがない。
叶わないかもしれないがいつかはパパやママと呼ばれたいと思っている。


言いきれないぐらいの悲しい思いや嫌がらせ、あるいは偏見に満ちた目で見られたことも言いきれないぐらいの苦労も沢山ある。
田舎の身内からでさえ嫌な思いをしたこともあるし近くに住む叔母夫婦とは疎遠にもたった。

　
不幸自慢する気はないがおいらの人生は波乱に満ちていると思う。
バツイチだしおいらは両親が居ない。

母親は２２歳の年４４歳で亡くなった。今でいえば病院側の医療ミス。
親父はリウマチで寝たきりになり７～８年病院を転々とし５年前に６９歳で亡くなった。
親孝行になったかどうかは解らない。
危篤ではあったが孫二人を親父には会わせることは出来たと思っている。

カミさんは外国人で義理の両親には会ったこともなく簡単には呼べない。


普通なら孫の面倒を見てもらえるしその間に映画を見たり買い物したり自由な時間を作れるがそんな普通のことさえ出来ないで１１年過ごして来た。


でもそのことで自分の人生を社会や他人のせいにしたことはなく、子供のことに関しては不幸だと思ったこともない。


苦労を上げれば切りがないが、二人ともおむつが取れないのでおむつ代だけでも一月に２～３万はかかっているし、食事も超がつくほど偏食でエンゲル係数も相当なものです。

おいら自信も親の遺伝で両手両足にリウマチを抱えている。
子供も大きくなり力も強く甘えさせてあげるのも大変だが、でも生まなきゃ良かったなどと一度も思ったこともなく逆にこの子達の親になれて良かったとさえ思っているし、おいら達夫婦の間に生まれてきたには意味があるとさえ思っている。



世の中には自分本意で遊びに夢中なネグレクトな親や自分の子でさえ殺してしまう親もいる。

犯人はどういう人生を送ってきたか解らないが自分本意な人間であろう。

教師を目指していたようだが自ら入れ墨をし自ら人生を狂わせ、あげくに大麻にも手を出していたようだし入院歴もあるようだが、司法は安易に精神鑑定で無罪にはして欲しくない。
被害者のためにも正義は何か今一度考え正しい判断で罰して欲しいと願う。


社会的に１番弱者な無抵抗な知的障害者をターゲットにし警備も手薄な寝込みを襲って殺人を行った犯人。
お前こそ人の形をした動物以下の魔物じゃないか！！！
何がBeautiful Japan!!!!!じゃ、冗談じゃない！！！！！