どーもおはこんばんちわ。
Zelosです。
みなさんもご存知の通り、マツダのミニバン撤退がウワサされています。
公式に発表があったわけではないので、あくまでウワサではあるのですが、今回はマツダがミニバンから撤退するものとしてその理由、内訳を考察していけたらな、というわけです。
自分自身このブログを書きながら、調べつつ考えつつでいこうと思うので内容の粗はご容赦ください。
先に自分個人としてマツダのミニバン撤退をどう考えているかをいっておくと。
本当によろこばしいこと
と考えています。
これは単に自分がミニバン嫌いだからというだけの理由ではありません。
それが以下の考察からなる結論です。
ポイントはいくつもあると思うのですが、
1つはブランドイメージの問題。

マツダは魂動デザイン時代に突入してから、メーカーとしての方向性を大きく修正しています。
いままでは他の国産車メーカーに対し、クオリティで劣る車を欧州車の真似事をしたデザインで誤魔化し、価格は安く・・・と本当に車にくわしい人に言わせればあまり評価できたものではありませんでした。
RX-7やロードスターといった世界的にヒットした名車、そしてロータリーエンジンという独立した個性によってなんとかスポーツイメージを維持していたに過ぎず、レシプロエンジンの性能はホンダはもちろんトヨタにも及ばず、1L100馬力など到底見えてこないようなレベルなわけです。
もちろん自分もRX-7やロードスターは日本車史上で見ても名車と呼ぶにふさわしいクルマであるとおもいますが、アクセラやアテンザがアコードより優れていたことなどないとおもいます。
つまりかつてのマツダは上辺だけをキレイっぽくつくって安くすれば売れるんじゃないか?というようなクルマ作りだったとおもうわけです。
しかし昨今のマツダはどうか?
自動車オタクしか理解できないようなシャーシの性能アップ。根本的な設計から見直したスカイアクティブディーゼルエンジン。
こうした要素はクルマを買う多くの人は頭に「?」が浮かぶ内容です。
そしてデザインもメーカーレベルでの統合を図り、車種単体で認識されるクルマではなくメーカーで認識されるクルマになったとおもいます。
さて、ここまできてミニバンから撤退する理由とのつながりは?というと。
おそらく世界で共通して、昨今の生活にバンという車種はなくてはならない必需品でしょう。多くの物をのせ、たくさんの人をのせ、家庭から企業まで大活躍している車種だと思います。
が、そこが今のマツダのブランドイメージからかけはなれています。
マツダのTVCMをごらんになっている方はご存知だと思いますが、
「クルマは単なる道具ではない」
これを「Be a driver.」とし、マツダのクルマ作りが趣向品的である。とアピールしているわけです。
つまり現在のマツダの技術ではミニバンを道具であることを越えさせることができない。或いは、クルマという全体を俯瞰してみたとき、ミニバンは白物家電でしかない。と判断したのでしょう。
もちろんマツダはミニバンを最初からあきらめていたわけではないと思います。しかしここで二つ目の問題が顔を覗かせます。
2つめのポイントはユーザー層の問題。
マツダはミニバンにスポーツ性を持たせたとアピールし、MPVを販売してきました。なにせ最初はあのアンフィニ店で扱っていたんです。RX-7以外うってたんかい!?ぐらいのイメージなアンフィニですが一応いろいろうってました。その後もグランドツーリングだったり高級車指向だったりしたわけですが、最終的には「スポーツカーの発想でミニバンを変える」などと言い出し、現在のMPVに至るわけです。
個人的にはバンにスポーツカーで培ったスタビリティや加速性能を与えることは安全性の面でもとてもいいことだと思うんです。そしてそれを理解できる人はこれを買って大事にのっている事も知っています。
が、ここが大きなまちがいだったんです。
顧客が求めたものは「大容量で人がのって走ればいい」つまり白物家電を求めるユーザーが選ぶのがミニバンなわけで。
スポーティさや、スタビリティを求めるユーザーはツーリングワゴンやセダンにいくわけです。つまり。
一般的なユーザー「ミニバンにスポーティ?さとか?何それ????」
クルマ好き「いやミニバンにスポーティさとかないからwwwレガシィワゴンかいますwww」
とまぁ・・・つまりクルマ好きでかつミニバンを買うことを強いられそしてそれを受け入れざるを得ないユーザーが買うという。(おそらくそういったユーザーには渡りに船だったと思うのですが・・・)
マツダが狙った「スポーツカー好きにもミニバン好きにもウケる!」を完全にぶっ飛ばしてしまったわけですね。(ちなみにプレマシーも「スポーツファミリーカーという存在」などとユーザーの頭に?が浮かぶキャッチコピーでしたが、さすがにまずいと思ったのか最終的にはエコデザインとかなんとか抜かしてましたが手遅れでした)
ここまで方向性を間違ってしまっても修正すればいいだろう?と思う方もいるでしょう。しかしそれができないのが自動車なんです。
それは一度外すとユーザーが他車種に流れてしまうからです。ミニバンユーザーは揃ってトヨタ、ホンダへと流れ、唯一スポーツ性をアピールしようにも外見のスポーティさでは車高のひくいオデッセイ、ストリームにはまったくかなわなかったわけです。
つまりいまさらいっくらクルマを良くして、フルスカイアクティブのミニバンを出しても他のユーザーはマツダにはこないんです。え?今のユーザーが買い換えるって?
そこで3つ目のポイントですよ。
これが一番きびしい現実ですが、信じられないくらい売れてないんです。
2015年のマツダミニバンの月間販売台数平均を見てみましょうか。
ビアンテ 263台
MPV 35台
プレマシー 581台
ええと・・・はい。これはスポーツカーではないですから、ハッキリいっておそろしいほど売れてないです。
これらのユーザーが乗り換えて一体月間何台が見えてくるでしょう?新型車種なら3000台くらいはいきたいところでしょうが・・・自分には到底見えてきません。おそらく最初の1年がいいとこでそれ以降がグダグダのダラダラでロクな結果は見えてきません。マツダは未だに生産能力の高いメーカーとはいえませんから、これに限られたラインを裂くのか?と聞かれると・・・CX-5つくろ?の一言であります。
これらのポイントを総合して考えたとき、ミニバンを存続させることはマツダを根底から揺るがすほどの大きな負債になってしまう可能性があると考えられます。
世界的な流れを見ても、レンジローバーから始まった高級SUVはポルシェやBMWにも存在し、あのランボルギーニでさえコンセプトを披露したほど。
つまりSUVのスポーティ&ラグジュアリーイメージが高等し人気が出てくる一方で、ミニバンはなおさら商用&白物家電イメージが強くなっていくわけです。
マツダは完全に高級志向に切り替えています。かつてのような外見だけのよさではなく内装やクルマ好きにも文句をいわれない骨格からの高性能化によってハイクオリティなクルマであると印象付けています。そこにどうあっても名ばかりの高級車に成り下がるミニバンを残すのはとてもよくないと思うわけです。
VWの排ガス規制偽装から始まった調査の流れは日本にもおとずれ、みなさんご存知の通りマツダ以外は軒並み化けの皮をはがされる結果になりました。
これは完全にマツダのクルマにハイクオリティイメージをつける絶好の機会だと思うわけです。
今までスカイアクティブディーゼルはクリーンだといわれてもピンとこなかった人たちもああして新聞でグラフにのせてハッキリと差を見せ付けられてはマツダをみなおさざるをえないことでしょう。
とまぁ、ここまでいろいろいいましたが全ては
ハイクオリティ路線に乗せなければロータリー復活はありえない。
高級車メーカーでなければ手間のかかるエンジン、劣悪な燃費、高いスポーツ性は許されない。これは事実なんです。
多くのメディアは「きりすて」と表現しますが自分はそうは思わない。これはロータリー復活のための第一歩!!
ミニバンにはロータリー復活の礎として散ってもらう!!!そういうことだ!!!
最終的にはBMWでいうところの
ロードスター=Z4
RX-7=Mシリーズクーペ
RX-8=3シリーズのようなスポーツセダン
みたいな感じの位置づけでマツダにスポーツカーが並ぶのを望んでいるんです・・・2シータークーペはきっと買えないからね・・・エイトの新型をこっそり待ってるから俺は・・・│ω・`)