虎の穴～86アカデミー逆襲のハム太郎編～

虎だ！虎だ！お前は虎になるのだ！

プロレスでは無い。

さすらいのフーテンでも無い。

ドライビングの虎を目指せ！

寅年男39歳ハム太郎…

今回の虎の穴はMEGAWEB。
そう86アカデミー、スライドコントロールに再び挑戦だ。

以前にも述べたがこのプログラムは人気があり応募者も100名近くになると言う。
そ内参加を許されるのは20名。
やはり大トヨタと言えどもルノー紳士を無視する事は出来なかった様だ。(モチ厳正な抽選ですヨ)

受付開始は18:00。
前回は受付順に番号が振られていたが今回は事前に番号が決まっていた。
19番…

悪く無い番号だ。
開始を待つ控え室は沈黙が支配をする。
皆虎を目指す物達だ。
静寂の中にも僅かな殺気の様なものが漂う。

そしてプログラム開始。
先ずはサイドターンからだ。
もちろん総帥のピストン西沢卿の目が鋭く光る。



前回は合格者ゼロだったが今回の虎候補達は少々違った。
「こ、こいつら出来る！」

思わず心の中でつぶやいてしまった。
サイドターンで合格する者が2名もいた。
合格に至らない者も皆中々良い線だ。
ハードルが上がった。

そしてハム太郎の番が来た。



先ずはお約束のインストラクターの模範走行。やはり見事に決める。
そしていよいよハム太郎が運転席へ。
1回目。
クラッチを切りシフトを1速へ、そして左手はサイドブレーキへ添える。
発進！
ステアを切りサイドブレーキを引く！
駄目だ、サイドブレーキが早かった。
相変わらずリズム感が無い。
2回目。
スタート！
豪快にホイールスピン…
白線に乗ってしまった。
何をやっているハム太郎。

そうこうしている内に時間が無くなって行き…
再び撃沈…
やはり駄目なのか。

残るチャンスはアクセルターン。

今一度集中力を高める。

そしてやって来たハム太郎の番。

1回目。
周り切ら無い。
アクセルの踏み込みが足りなかった。
2回目。
あれ、動かない？
3速じゃん!
3回目。
ギュルン！
決まった。よしっ！
ここでピストン西沢卿より、
「あと3回連続決めれば合格」
との言葉が。
1回、2回…
上手く行った。
最後の1回。
「平常心」
大きく声に出して臨む。

……決まった。
「よし合格！」
ピストン西沢卿の声に思わず「ヤッター！」と叫ぶ。

そして閉会式。

アクセルターンだけだが合格証を手にする事が出来た。
今回も定刻通り10:00終了。
このイベントの良い所の一つに時間に正確である事が挙げられる。
終了時刻が遅いのでこれは助かる。
と、言う訳で前回の様な小田急地獄は無くルノー紳士らしくスムーズに
ロマンスカーに乗る事が出来た。
そして夕飯、前回不評だったカップラーメンでは無く新宿駅で駅弁を購入。

さて、今回まずまずの結果が出た訳だがしばらくハム太郎の称号は継続
する事にします。

何か気に入っちゃったから♪( ´θ｀)ノ