
昨日、社用で近所まで行ったので、何とか時間を作り「寅さん記念館」と「柴又帝釈天」に行ってみた。
空腹を抱えての“駆け足的”強行だった為、自分自身は“決して”楽しむ事は出来なかったが(←嘘つけ!)「みんカラ」の関東圏以外にお住まい、或いは、関東圏にお住まいでも柴又に行った事の無い“寅さんファン”の方々、また、そうで無い方々にもご覧頂ければ幸いである…。(←偉そうに!( `д´) ケッ!)
大スペクタル巨編?故、前後編に分けてお届けする(笑)
〜〜《前 編》〜〜
【寅さん記念館】
ご存知、昭和のスーパーヒーロー[車 寅次郎]!!
シリーズものとしては、「世界一長く続いた映画」としてギネスブックにも載った、松竹映画「男はつらいよ」の記念館。
何と、名誉館長は監督の山田洋次。
ま、当たり前っちゃ、当たり前(笑)
記念館入り口…。
ヤラれた!入る前からコレだよ!(笑)
「おーぃ寅さーん、「館」の文字が逆だよ逆!」
と思わずツッコミたくなる。(笑)
写真には納まらなかったが、足元には寅さんが脱いだ雪駄(セッタ)があったりして、芸が細かい。(笑)

実際に撮影に使用した「くるまや」のセット入口。
何だか自分が寅さんになった気分で、暖簾を撥ね上げて「おいちゃん、おばちゃん!達者だったか?」と、思わず言いたくなる。(笑)
かと思えば…。
「この糞ババァ!俺の気持ちが分かってたまるか!けっこう毛だらけ猫灰だらけ、おケツの回りは○○だらけ!てやんでぇ!」と不貞腐れてこの階段を駆け上りたくなったりして…。(笑)
(実際には上がれません…。)

労働者諸君!今日も額に汗してご苦労さん!

おぉ、タコ!相変わらずタコか!?(笑)
2012年12月にリニューアルオープンし、「くるまや」の裏庭に新たにタコ社長の「朝日印刷所」の再現セットが登場。
本物の活版印刷機も展示されている。

「くるまや」の俯瞰模型。
一階手前が店舗。店舗奥でおばちゃんが草団子を作り、隣の居間でおいちゃんがお茶を飲んでいる。
写真右側の前述の階段を上ると…。
寅さんが二階の部屋で不貞寝している(笑)

昭和30年代の柴又商店街を再現したミニチュア模型。

細部まで非常にリアルに再現された「酒屋さん」
そう言えば、昔はビールのケースって木製だったよなぁ…。
アサヒビールのラベルロゴも懐かしい。
「今日も元気だ、たばこがうまい!」ってキャッチコピー。
当時は生まれているかいないか(生まれていても赤ん坊)なのに、このキャッチコピーを知っているのは何故!?(笑)
“いこい”ってタバコ、今もあるのかな?

映画「男はつらいよ」に関するクイズに3問以上正解すると、上記の様な認定証が貰える(モニターに映し出されるだけだけど…。)
初級、中級、上級、共に問題は各5問。
上級は結構レアな問題で、侮れない。(笑)

寅さんの手紙、ハガキ、診断録、履歴書等々。
寅さんって、昭和15年生まれだったのね?(゜o゜)ヘェ

寅さんの全財産。
蚊取り線香、太田胃散、ケロリンが笑わせる。(笑)
これも、リニューアル前には無かったコーナーだが、これには驚いた!Σ(゚Д゚)

・この惚けた寅さんの顔には大笑い!(^O^)

・この星の発見者、よっぽど寅さんの事が大好きなんだなぁ…。(笑)

・シリーズ30作目「花も嵐も寅次郎」。
ジュリー(沢田研二)演じる、三郎が勤める動物園(遊園地)は、
我が地元にあった今は無き「谷津遊園」。
(最初の写真の観覧車中央に、YATSU-YUEN の文字)
共演のマドンナ田中裕子(大人になった“おしん役”の女優さんって言えば分かるかな?)とは、この共演をきっかけに結婚。
当時「谷津遊園」が近々閉園する事を山田洋次監督が聞きつけて、急遽ロケ地に抜擢したとの話し。
※谷津遊園(やつゆうえん)とは、京成電鉄が千葉県習志野市谷津で直営運営を行っていた遊園地。1982年(昭和57年)12月21日に閉園。現在は施設内のバラ園が、習志野市運営の谷津バラ園として残っている。

・上記、館内にあったポスターは、演出上?ワザとセピア色になっていた為、必死になってネット上で探して来ました(笑)
・同じ様に見えるポスターも、よく見るとバージョン違う…。
左側の“さくら”と“螢子”の写真が異なり、左上の「おかげさまで30作記念」の文字も異なっている。
いや、このカラー写真は、向かって右端がやや膨らんで見えて、よく見ると上下2箇所に“留め金具”の様な跡がある様に見える為、もしかしたらパンフレットかもしれない。
ポスターとパンフレットでは、バージョンが異っている事は大いに考えられる…。
(こんな事が嬉しいなんて、マニアック過ぎ?(笑))

・この頃は、田中裕子も可愛かったなぁ~。
コラーっ!誰だ!鼻毛描く奴は!!(#゚Д゚)ゴルァ!!
歴代のマドンナ達に見送られ、記念館を後にした。
【おまけ】

・館内のトイレ表示も“寅さん”(笑)

・写真中央の高い木がある所辺りが、江戸川を渡す、歌にもなった、かの有名な『矢切の渡し』
“連れてぇ、逃ぃげぇてぇよ〜♪”
歩くのが面倒だし、足下がグチャグチャだったので、今回はパス(笑)
後編に、つづく…。(^O^)v
名称:葛飾柴又寅さん記念館 (カツシカシバマタトラサンキネンカン)
所在地:〒125-0052東京都葛飾区柴又6-22-19
TEL:03-3657-3455
営業期間開館 : 9:00~17:00 入館は16:30迄
休館 : 毎月第3火曜日、12月第3火曜~木曜日
大人:500円 「山田洋次ミュージアム」と料金共通。また、「寅さん記念館」と隣接する「山本亭」の両施設を利用する場合、山本亭の入館料が50円引きとなる。
子供:300円
・その他条件は上記同様。
65歳以上:400円(窓口のみ発売)
・その他条件は上記同様。
管理者 :葛飾区
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Posted at
2014/02/14 17:16:59