メーターケーブルの流用と機能

【当然ですが、やるときは自己責任で。私も不安です。】

　単刀直入に言うと、取り付け不安定ですが、一応機能しました。

　インナーケーブルの形状が共通していれば付けられないことはないので、『とりあえず機能してくれればいいや』という方や、『純正は高いし入手できないし無理！』という方は、やってみる価値はあると思います。

　画像は取り付け時のもの。とりあえずこんな感じになるよ。

今回使ったのは、Dio用のメーターケーブル。完全にインナーケーブル形状だけで選びました。アウターは当然ですが、合いません。

　また、ケーブル長も純正に比べて100mmほど長いです。取り回しによってはタイヤのサイドウォールと干渉します。

　純正のケーブルは850mm程度。「これ短くない？」っていうぐらいがちょうど良いかもしれません。

まぁ、1300円をドブに捨てる覚悟で。

最初は、元から付いていた純正のケーブルアウターを使おうと思っていましたが、アウターよりもインナーケーブル長が長かったため、使用を断念。
　仕方なく新規アウターを利用しています。もちろん、フィッティングしないほうをニッパー等で壊しています。

　その後、純正を分解し、ねじ部だけ取り外してこのようにつけました。
　しっかりつながっているように見えますが、接続が不確定ですぐに外れてしまう危険性があります。（外側のゴム部だけで止まっている）

　取り付けの確実性を増すために、熱収縮チューブとロックタイを用いました。（最初の画像参照）
　家庭用ドライヤーを使ったのですが、そのドライヤーの排熱温度が低く、熱収縮チューブがうまく縮んでくれませんでした。
　コレを使う際は、排熱温度の高いドライヤーや熱収縮チューブ専用ドライヤーを使うことをお勧めいたします。

　ねじ部側は以外にもメーターギア側ねじと合いますので、無加工で取り付けが可能です。

また、②でも書きましたが、ケーブル長が100mmほど長いため、タイヤのサイドウォールと干渉する可能性があります。
　写真のようにケーブルをループさせて短縮化させるとうまい具合に短くなります。
　まぁ、ここまで曲げてしまうと使用寿命に影響を与えかねないかもしれませんね。ケーブルには油類をジュンジュンにしておくと安心かも知れません。

・メモ
　バイク用品店にXJ400用のメーターケーブルがありました。ぱっと見、長さもメーターギア側ねじ径も合いそうですが、計器側ねじはどうしても合わなさそうです。
　ちなみに計器側ねじは、タコ.Mケーブルと共通です。さらに言えば、タコ.Mケーブル両端の取り付けねじは同一サイズです。

　ケーブル両端はスクエア（四角形）型。先端まで線がよっていて、四角形に成型されている奴です。2.5[mm]*2.5[mm]ですが、おそらく、大きさは共通規格のようです。先っぽに後付な金属が付いていたり、オスではなくメスになっているケーブルは使えません。

流用可能そうなケーブルの捜索は、引き続き続行します。
　なにか使えそうなものがありましたら、情報共有していただけると助かります。

今回つかった物品
　・Dio用メーターケーブル
　・φ20　電気工作用　熱収縮チューブ
　・ロックタイ（小さいもので可）