という本を読んでいます。
ジャンルはミステリーですが、随所にユーモアがちりばめられているため、読んでいて息苦しいような感じは一切しません。
そしてなんと、この作品の主人公は車!
それも前期の緑デミという、えらくせまーいツボを突いている作品です。
実は車は自我を持っていて、人間にはわからないけど車同士が会話している…
といったifの世界観のもと、主人公の緑デミを所有する望月家(母、兄、妹、弟)が事件に巻き込まれていく、といった内容です。
当然、車と人間は意思の疎通が取れないので、緑デミと望月家はそれぞれ別ルートで情報を入手し、この2軸を中心にストーリーが進められていきます。
面白いのが、車目線の表現や車ならではの比喩方法。例えば
・興奮してワイパーが動く
・開いたボンネットがふさがらない
・
などなど。
また、作中では車輪が多ければ多いほど偉いと考えられているのも面白い設定です。
(自転車とは会話できないシーンがあるので、4輪以上で会話が出来るっぽい)
まだ読み切ってないので感想は書けませんが、街行く車が実は会話していたら…
なんて想像しながら読むと、さらに面白いかと。
既読の方、コメント欄でのネタバレはご遠慮くださいwww
Posted at 2014/05/13 13:26:42 | |
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