
新しい相棒が来てからもうすぐ10日。
晴れたら会社休もうと思ってたのに、ずーっとスッキリしないお天気が続くので、致し方なく風邪を引いたみたいなので休んで洗車しました。
洗車すると見えて来るものもあります。
プレスラインの造形美とか細かな傷とか。やはり年数が経ってますので、綺麗とはいっても食い込んで同化してしまっている鉄粉は気になるレベルです。以前からお世話になっているマイスターに相談し、磨いて頂くことにしました。ただ、かなり混み合っているらしく年内はまとまった時間が確保出来ないとのこと。年明けに一週間ほど預けることにしました。

これで1000kmくらい走りましたので、感想を少しだけ。
表現すると「大人しいと見せかけて走ることも可能なスポーツカー」です。
最初はファミリーカーかなとも思ったのですが、違ってました。明確にスポーツカーです。

エンジン始動音。これはアカンです。
家から出掛ける時に静かな住宅街に咆哮を上げるので近所の皆様に非常に気を遣います。朝早くにやると向こう三軒両隣の御家族を全員起こしてしまうレベルです。隣のおじちゃんに「なんじゃありゃ」と言われていたそうです...ご迷惑をお掛け致しますm(_ _)m
エンジン始動後はそれなりに静かですが、遮音性が良いので車中はかなり静かです。スピードを出さなければ、普通の車です。実家のプリウスに乗ってるのと変わらないイメージかも知れません。
高速道路に入っても、心の余裕からなのか、音が静かだからなのか、スピードを上げることはありません。
真ん中の走行車線で流す運転が出来ます。この辺りエルグランドの自動運転を経て乗り手である私が歳をとっただけの可能性も高いです。

シフトも最初は少し緩慢でAT車特有のアクセルオンからの加速がワンテンポ遅い気がしていたのですが、初めてスポーツプラスモードにしてみたら、変速スピードもロックアップも劇的に改善されました。踏み込むと恐ろしく速い。
ある程度速い車への耐性はあると思ってましたが、想像以上でした。E60M5だとアクセルオンから徐々に音が大きくなりグーっと身体にGがかかって来て開放されて行くのですが、アクセルオンから間髪入れずに飛行機が離陸するような加速感が瞬時に訪れます。
危険極まりない車。この後、各メーカーが4輪駆動に舵が切って行く理由が分かりました。おそらく電子制御可能な物理的な限界を感じます。
思うのは、この車は最初からこんなエンジンを積む予定で設計したんだろうか?という疑問。
逆にこれ扱いきれないでしょ?と思わせたら、下手に飛ばす運転はしないんじゃないかとか設計者の意図はそんなところにあるのかも知れないと思ったりしました。
あと特筆すべきは車内の音響が素晴らしいです。もしかすると今まであんまり良い音の車に巡りあっていなかったのかも知れませんが、本当に澄んだ良い音(エンジン音とか排気音ではなくスピーカーからの音)です。
エルグランドもBOSSのサラウンドシステムが入ってましたが、重低音が多少響く程度でした。
このサウンドシステムは本当に凄い。
声の綺麗な歌手の歌声をアカペラで聴きたいと思わさせられます。
気になる部分もあります。
シートが蒸れる。これ次に乗り換える時はベンチレーション必須だなと。確かM5の時もそう感じてたのを思い出しました。暑い日は乗るなということなのかも知れません。
M5の時の記憶が薄らいでいるのですが、おそらくこちらのE63の方が足回りが硬い。
C63前期型セダンに乗せてもらった時にこんな硬い足回りだと疲れそうだなと思ってました。それでもE63はだいぶ柔らかい方向に振ってあるとは思います。一番コンフォートに設定しても、路面の乱れをそのままダイレクトに伝えて来ます。上手に抑え込んでいるので、高速道路を飛ばしてる時は非常に安定感があります。高速コーナーとかの安定感はだいぶ気持ち良いです。
対照的に低速走行時は、時折左右に揺さぶられる挙動があって不快です。これはタイヤの影響も大きいのかなと思いますが、正直なところ蒸れと揺れで長距離移動は疲れます。体調の悪い時は辞めておこうと思います。
ボディサイズを感じない程に小回りが利きます。
週に一回のスーパーへの買い出しもこなしてもらわないといけないので、狭い駐車場でも旋回するのに切り返しを必要とする場面が本当に少ないのでこの辺りは普段遣いも有能です。
主張する時計!

今、終わりの見えない自動車学校に通っている娘を運転席に座らせてみたところ、「何でこんなに一杯メーターがあるのかと思ったら、どんだけ時間みたいんだよ」と爆笑。
お天気の良い日に会社休んで伊豆辺りまで1人でドライブしたいなぁ。
海風を感じながら、マニュアルモードで走りたい。
Posted at 2018/10/15 15:59:17 | |
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洗車 | 日記