皆様こんばんわ。
しばらく前より、加速中の異音に悩まされていたAE86。

加速中に2000~3500回転あたりで、パーシャル以上のアクセル開度で、助手席足元かその前のエンジンルームあたりから、チチチチという異音が突然発生し始めました。
音の発生は車速に対する相関が無く、回転部品の音ではなさそう。
異音発生時にアクセル開度を減らすと消失し、ネジの緩みからくるパーツの振動も考えられましたが、ノッキング等の異常燃焼音も疑われるかと思いました。
とはいえ、ノッキングにしては、音の発生場所がおかしく、それもノッキングよりも低温域の音だったのですが、異音発生する回転域やアクセル開度はほぼ一定であり、素人の私にはノッキングやデトネーションの可能性を否定し得ないと感じていました。
まずはノッキングの否定からしてみることにし、プラグのチェックをしてみましたが、焼け色もほどほど。点火時期も問題ない。空燃比も異常なし。仕方がないので、
①その領域の点火時期を5度ほど遅らせる→異音消えず、レスポンスがもっさりするだけ。
②その領域の燃調を濃くする→異音消えず、レスポンスもっさり。排気音湿っぽくなる。
③プラグを8番→9番に変更→異音消えず
④ディスのキャップとローターの変更→異音消えず。
次にノッキング以外の原因を考えて、
①下回りのネジというネジの緩みを親の仇をとるごとくチェック→緩んでいない。
②エンジンルーム内の部品の振動を疑い→あちこち揺さぶりまわしてみる(笑)
→同様の異音の発生無し。
③排気漏れのチェック→穴が開くほど、エキマニ周辺を眺める(笑)→漏れてない。たぶん。
④室内側のダッシュボード関連のパーツの緩みを疑い→ブロアファンなど揺さぶってみる
→同様の異音発生無し。
⑤ミッション、レリーズ、パイロットなどのベアリング異常を疑う→異音が回転に同期していない。
このあたりで、素人診断は完全に行き詰まりました。なにせ走行時の異音は自分で運転していてもどこで発生しているのか解りません。
しかたなく、僕が困ったときにいつも教えていただく秘密基地?の先生の所に伺うと、先生曰く
「じゃ、私が走行中の異音発生をきいてしんぜよう」
とのありがたいお言葉を頂戴し、先生に助手席に乗っていただき、音の発生状況を診断していただきました。
答えは、
「これはノッキングではない。音の発生部位が全く違う、むしろダッシュの奥の方から聞こえてくるね。ダッシュ内のパーツの振動だと思う」
とのこと。ノッキングでないのなら問題ないと一安心。
やはり、専門家の診断は違い非常に的確で早い。素人では限界があるなぁと深く感じました。
先生にはお布施としてコーヒーをお納めしておきました。(安っ!!)
私はこのような専門家にとてもよくして頂いております。
私の車趣味も、仕事や家族、友人、そしてこのような専門家に支えられていることだと常々感じています。
本当にありがたいことだと感謝せねばと感じた日でした。
では~。
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Posted at
2013/08/04 02:23:38