2006年の6月から、総量規制という法律が施行されました。これは、キャッシング(借り入れ)の上限額を年収の3分の1とする規制で、
消費者金融 即日からの借り入れやクレジットカードのキャッシングなどに適用されます。この法律ができる以前は、審査の緩い貸金業者などにより過剰な貸付が行われたことで多重債務者など返済が困難な利用者が増加し、社会問題となりました。総量規制により、新規の借り入れ申請や増額申請では年収の3分の1を超える貸し出しは原則認められなくなりました。なお、複数の貸金業者から借り入れがある場合はすべて合計した額で判断されることになります。
総量規制の対象にならない借り入れもあります。まず、法律施行前にすでに年収の3分の1を超える借り入れがある人は処分の対象にはなりません。ただし、今までは月々の返済をした直後にまたいくらか借り入れができていた場合でも、総量規制後は新たな借り入れはできなくなりますので返済計画をしっかり立てる必要があります。そして、この規制はクレジットカードの
キャッシング枠には適用されますが、ショッピング枠には適用されません。また、銀行からの借り入れや担保(自動車、不動産など)のある借り入れも対象となりません。
Posted at 2012/07/27 13:24:16 | |
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