８ＱＴのブログ一覧

突然燃費の話になりますが、自分の車の燃費は今まで街乗りで平均５～６ｋｍ／Lでした。
通常１００ｋｍも走れば燃料計の針は４分の３を切っている事が常でした。
（無駄な重い物を積んでおり、ストップ＆ゴーが頻繁な事が主な原因と思われます。）

北海道での運転は広い大地に影響を受けてか、じわじわスタート→法定速度でオートクルーズ→止まる要素が少ない･･･おまけにベンツホテル化のために出発前にトランクの整理をして実際かなりの荷物を降ろしました。そのためか、だいぶ低燃費でした。（平均で１１ｋｍ／Lくらい）
街乗りのみですと無給油で滅多に４００ｋｍ走ることはありません。（昨年の北海道で５００ｋｍの大台に乗っただけでビックリしたものです。）
北海道での給油は幸い、よく通る所にセルフでハイオク140.8円／Lというスタンドがあったので燃料が半分くらいになった時点でちょくちょく利用していました。
なので、どれくらいの距離走れるのか？正直なところあまり考えてはいませんでした。

ここからは帰り道の話です。
青森から東北自動車道を利用しました。（当然、ETCの深夜割引時間中。）
北海道で最後に給油してから１００ｋｍ以上走っているにもかかわらず、燃料計は満タン近くありましたので、そのまま高速道路に乗りました。
悪天候（雨、キリ）のため速度制限されている事もあって、７０～９０ｋｍ／ｈのスピードでずっと走っていました。
途中、休憩入れながら５：００過ぎ仙台を越えたあたりで眠くなり、次のＰＡで仮眠。フェリーでも寝ていたので７：００に起きて軽く朝食をとり出発。
この時点で燃料は４分の１強、トリップメーターはまもなく６００ｋｍに届きそうでした。
「ひょっとして７００ｋｍ超えるのでは？」
普段なかなか挑戦出来ない事にチャレンジできるチャンスとばかり目標７００ｋｍオーバー目指します。

もうすぐ那須高原ＳＡという所で燃料計のランプが点灯しました。トリップメーターはまだ６００ｋｍ代。給油したい衝動に駆られましたが、ＳＡに入ってしまえば７００ｋｍオーバーの夢は終わります。ここは高速道路上。一般道と違って給油できるポイントが限定されます。
次の給油可能なエリアまで４０ｋｍほど。でもガソリン４Ｌもあればいける距離です。
「え～い、このまま行っちゃえ～！」
･･･しかし、ここで一抹の不安が。ランプ点灯であと何Ｌ残っているのか？知りません（汗）。
国産ですと約１０Ｌは残っていると思いますが、かつて友人の乗るロータスエリーゼが「Ｅマークが出た後間もなくガス欠で止まった･･･」という記憶が浮かんで来て非常に不安になりました。
もう、いつ止まっても路肩に緊急停止できるような準備をしつつ、エアコン停止、オーディオ停止（←あまり意味無いかもしれませんが。）、ハザードをたいてこの車で一番燃費の良いとされている速度６０ｋｍ／ｈをキープしつつ上河内ＳＡを目指しました。「あと３ｋｍ」という地点に差し掛かった時には、最悪歩いてスタンドまで行く事を覚悟しました。
ＳＡの入り口に差し掛かった時には感動で目頭が熱くなりましたね。
もちろんスタンドへ一直線（笑）。
★写真は頑張った結果です。

ガソリンは５８．８Ｌ入りました。計算すると１２．５ｋｍ／Ｌの燃費です。
これは間違いなく過去最高の記録です。
ちなみに説明書によると満タンで６２Ｌ、残り約７Ｌでランプ点灯するそうです。
（ハイ。もう、きっと忘れないでしょう（苦笑））

この日はゆっくりマタ～リだったので小樽到着が１１：３０でした。
まあ、昼食にちょうどいい時間です。小樽まで来たので寿司を食べずには帰れません。
カニ汁とイカソーメン付きの豪勢なヤツを戴いて参りました。スミマセン
昼間から寿司なんてホント申し訳ないです。（が、旨かった～。特にカニ汁！）

小樽の街並みは綺麗です。運河沿いなんて特にレトロっぽくて風情があって僕は好きですね。
たまに馬車とか人力車が走っています。もちろん観光用です（笑）。

ゆっくりしていたかったけど、フェリーの時間が気になったので１３：００過ぎには積丹半島経由で函館に向かうことにしました。この辺は海岸線沿いの道ですが、ここもスケールの大きさを感じます。風力発電の風車群も見ました。さすがに風が強かった･･･でも羽は回ってなかったなぁ。
函館に行ったら、こっちで仕入れた情報を元に行ってみたい所がありました。
ＧＬＡＹで有名な「ラッキーピエロ」って言うファーストフード店です。ここに人気のバーガーがあるらしいのです。
風車の辺りでナビの設定に気付きました。（ルート的には使う必要がなかったのですが･･･）
北海道の尻尾のくびれ？を縦断して太平洋側に出ます。
高速道路が将来的に函館まで通じるようになれば、札幌まで一層便利になるでしょうね。（現在建設中。来年の今ごろには出来てるのかなぁ）

途中、仕事の電話で一気に現実に引き戻されたりしましたが（泣）、何とか１７：００前に函館に到着。ひょっとしたら一本前の便に乗れた？かも知れませんが、目的があったので予定通りの便に乗ることにします。
ラッキーピエロは、函館駅から見てレンガ倉庫の裏辺りにありました。函館には何件も点在している事が判明。通り過ぎてきた道にもあったようです（苦笑）。ここでは人気のチャイニーズチキンバーガーを注文しました。
フェリーの待ち時間に食べましたが、味は噂どおり美味です。フライドチキンが入っていてボリューム満点です。今度また食べたいですね～。
函館に着いたころは未だ明るかったですが、出航間際には大分暗くなりました。
★写真はフェリーから見た函館港です。

こんな景色普段は見られない（埼玉は海がありません）ので、たっぷり目に焼き付けて帰ります。
来年も来れる事を願って。（ええ。懲りずにまた行きますとも！）

この日も前日遅くまで飲んでいたにもかかわらず、早朝から行動開始！（どこにこんな元気があったのか？と振り返ると我ながら不思議でなりません。）
午前８：００にホテルをチェックアウト。
この日の予定は特に決めていませんでした。漠然と北（とりあえず稚内）を目指していました。
でも、道のりは長いです。

★写真は道中の写真です。（どこだか忘れました）

こんな道が続くのです。信号が無くて不安にさえなります。（苦笑）
１４：００頃、旭川と稚内のほぼ中間地点の美深（びふか）まで着いた時点で、一抹の不安が･･･。
稚内に着くのは何時になるのか？（←おそらく深夜の見込み）。
仮に稚内まで行ったとして、次の日（20日）函館のフェリーの時間（２０:１０）までに帰れるのか？（距離が６５０ｋｍ以上はあります。東北自動車道の全長に匹敵する距離です。）
そう考えると無謀なプランに見えましたので予定変更。今日はここらで温泉にでも入って、小樽を目指す事にしました。

北海道には一般道に「道の駅」なるところがあります。これは高速道路でいうパーキングやサービスエリアのようなところです。美深にも道の駅がありますが、実はサービスエリアのような建物の裏に「びふか温泉」なる所があるようです。途中、森に囲まれた沼だか池だか？とにかく海外を髣髴とさせる幻想的な光景があって、得した気分です。
温泉の近くにはオートキャンプ場があり、アウトドア派の人たちがテントを張ってキャンプしていました。温泉まで歩いていける距離なので、いい所取りですね。

温泉を出て、小樽を目指します。到着予定時刻が１６時の時点で朝の６時。つくづく北海道の広さを感じさせられます。（この時は気付いていませんでしたが、ナビの設定をいじったまま直すのを忘れていました。高速道路を回避するモードになっていたのです。）

札幌へ向かう途中で、キリ番ＧＥＴ！

まぁ～っすぐの道路で路肩もあったので、だいぶ前からちょくちょくチェックしていました。

次は７７７７７キロか？長いなぁ。それまで元気でいて欲しいものです。

昨晩は飲んだくれたあげく、ホテルに戻って寝たのは３：００過ぎ。

翌日（って言うかすでに当日）は早くに出る予定だったため、寝坊しないようにあらゆる目覚ましをセットしましたが、不思議ですね～。仕事と違って休みだと目覚ましの時間前７：００にパチッと目覚めました。普段なら未だ寝ていたい時間なのですが（苦笑）。

朝食はクルマで中央卸売場外市場へ。
大好きなホッケ定食と、珍しいボタンえびのにぎり（なんと１カンで７６０円！）を注文。ボタンえびは甘くて濃厚な味でした。
味を噛みしめているとホッケ定食が登場。直径４０センチ大の皿に入りきらないホッケの開きの大きさに唖然！。･･･食いきれるかな？と心配でしたが、何とか食べきりました。苦しかった～。でも身が柔らかくて美味しかったです。（何だかグルメレポートのようなブログだなぁ）

その日は美瑛・富良野のラベンダーを見る予定でした。
ナビによれば午前１０：００現在における到着予定時刻は深夜２：３０。
札幌から３００キロ以上あるとは言え、ナビのボケッぷりはある意味笑えます。
走っていくうちにだんだん現実味を感じる時間になって来ました。
到着予定が１５：００だそうです。←後で気付いたのですが、途中途中で写真撮影のためにエンジン掛けっぱなしで小休止したので、どうやら渋滞と判断されたようです。（笑）
★写真は美瑛の「四季彩の丘」ラベンダー畑です。

この日は早々に切りあげて札幌に戻りました。