父 面会

以下、お見苦しい文章があります
ご理解頂けない方は、
この時点で閲覧を中止して下さい





老健施設にいる父の面会に
母が行きたいと言ったので
パパに運転手を頼んで行って来ました

認知症の人ばかりを集められたフロアに、
畳四畳半くらいのスペースに
寝転がされてました

頭の手術をした医師の話通り
体のほうは動くようになり
頭のほうは認知症が進み、
車椅子に座らせておくと
動いてしまい、転倒しそうで危なっかしいと、
部屋のベッドに寝かせるのも目が離せなくて、
日中は、フロアの一角の畳スペースに、寝転がされてました

生ける屍

まさにその姿でした

口からよだれが出て、
よだれが畳に垂れ流し状態でした
ただ上の空で、息をしてるだけ
目もうつろで、声をかけても焦点は合わない

自分たちが行って、実際に車椅子に座らせた状態にしてもらって、
どんなかを見せられました
本当に目が離せなくて、
前屈みになって、足元の車椅子のベダルをいじろうとして、
頭から落ちそうになる
ほらねと言わんばかりの職員
ものの10分もしない間に
畳に寝転がしてもらいました
まだ自力では立てないので
寝転がしておくしかないのです

母のこともわからなくなってました
話かけてもなんの反応もありませんでした

それでも生きていなくてはいけないのでしょうか

そんな父に使命はあるのでしょうか…

自分にはわかりません