
<平成26年6月30日>

<平成26年7月1日>
今回も2つ同時掲載です。
以前の「第10回」と同様、高速道路を利用しての長距離運転がありました。
近距離との差を明確にするため、一度給油をしてメーターをリセットしています。
そして長距離運転の後でまた給油して、純粋な長距離だけの燃費を算出しました。
まず近距離です。
前回6/15に給油して以来、毎日の近距離運転だけでしたので、15日で117kmしか走行していません。
それでも15リットルほど消費していました。
リッター8.08km
前回よりもさらに悪化です。
エアコンは使っていません。
かなりアクセルワークに気を使ってもこの程度ですね。
そして長距離の方ですが、こちらは想像以上の燃費を叩き出しました。
往復200kmを超える運転でしたが、消費ガソリンは12リットル弱。
リッター17.69km
ついにカタログ値を超えました。
第10回のときはそれほど燃費を意識せず、ただ高速&長距離運転というだけでした。
今回は初めから「最高燃費を出す」という目的を持って運転していました。
その差が明確に表れたようです。
一番の違いは絶対に2000回転以上に回さないように徹底したことです。
高速道路でも遅い車を追い越す際は3000回転くらいになります。
今回は遅い車がいても無理に追い越さず、ただ流れに任せるように1500回転未満でおとなしく走行しました。
私の田舎の高速道路では、対面高速(片道1車線)という場所があります。
ここでは遅い車を追い越すゾーンがあって、そこがやってくると速い車は次々に追い越しを掛けて行きます。
私はここでもあえて追い越さず、遅い車(大型トラックなど)と同調して時速70kmくらいで走行しました。
山あいではアップダウンも激しく、ついアクセルを踏み込みがちです。
ここでもあえてアクセルをそのままキープです。
どんどん速度が落ちて燃費も悪くなっていきますが、それでも無理な加速をするよりはずっと省エネです。
そして下りではほぼアクセルは踏まず惰性で進むのでかなりの省エネ走行です。
(下りで少しだけ勢いをつけておくと上りで速度が落ちにくいので効果的)
これにより、ついにリッター15kmを上回る高燃費を記録できました。
カタログ値である「JC08モード」は実際の走行とは大きくかけ離れているので、カタログ値を出そうと思ったら、ここまで省エネに気をつけつつ、長距離運転をしないと難しいということです。
なお、燃費実験とは直接関係ありませんが、この走り方の違いが結果として到着時間にどれくらいの差が出たかを書いておきます。
目的地までの距離は約100km(下道は30kmほどで70kmが高速)
以前に走ったときは約1時間15分くらいで到着しました。
このときは次々と追い越して、スピード重視で走行しています。
(もちろん法定速度内で)
今回は1時間半近くかかりました。
時間にして10分〜15分程度の遅れです。
たかだか10分程度早く到着する為に、無理して追い越しを掛けて走行するのは利口じゃないかもしれませんね。
10分早めに出発するだけで対処できます。
そうすることで燃費も良くなりますし、さらに事故の危険性も格段に低くなります。
まさに一石二鳥ですね。
またこのような「ゆったり運転」をしていると気分的にもゆったりできるようです。
イライラすることなく安心安全で省エネ達成。
とても有意義な一日でした。
というわけで今回は燃費がカタログ値を超えたというお知らせと、安全運転のススメでした。
Posted at 2014/07/01 15:12:04 | |
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なぜこんなに燃費が悪いのか! | 日記