都知事選、冷静に考えると

東京都知事選、だいたい候補者が出揃ったみたいですな。
都知事選というと、後出しじゃんけんがどうのと言われるけど、さすがにもう出てこないでしょ。

巷では舛添氏と細川氏の一騎打ちっぽい言われ方をしていますなぁ。
自民党が支援する舛添氏と、小泉元総理が応援する細川氏。
面白いのは細川氏が民主党の支援を断った事。
まあ、選挙演説で傍に菅元総理や鳩山元総理がいたら逆効果間違いないから賢明な判断でしょう。

その細川氏だけど、今回の都知事選にふさわしい候補なのだろうか？

そもそも、今回、都知事選が行われる事になったのは、猪瀬元知事が５０００万円の資金を受けた事が元で辞任したからである。
その後任を選ぶ選挙で、かつて佐川急便から１億円を貰った事に対して説明が出来ずに総理を辞任した人が立候補するって言うのはおかしくないか？

さらに、都知事となれば第一に取り組まねばならない課題が２０２０年の東京オリンピックである。
だが細川氏は過去に２０２０年の東京五輪・パラリンピックの「返上論」に言及しているのだ。
自論を通すなら、今からでも東京五輪を辞退するのか？

ハッキリ言って、もっとも東京都知事にふさわしくない人間だとしか思えない。