37万120キロ メーターパネル電球交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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走行は37万120キロ、この記事の題名からして、おっ!LED化するのかなとか、色を変えるのかなと想像される方も多いと思いますが、違うんです。走行距離と老朽化による単なる球切れの修理なのです。
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ここのところ、気のせいか夜間走行中メーターパネルの照明が暗くなっているような気がしました。そうこうしているうちに、タコメーター下にある時計と外気温計の照明が全く点かなくなりました。
まあ、時計だけなら特に問題ないかもしれませんが、この外気温計は、ここイギリスでは結構重要な役割を果たします。
100km/h以上の速度で走る機会が多いため冬場は路面の凍結などに気を配る際に重要な装備だからです。
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そんなわけで早速交換作業に入ります。まずはメーターフードを取り外します。一見外しにくそうですが、知恵の輪のように回したり角度を変えたりすると簡単に外れます。
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ロック型コネクターは日本車にはあまり見られないデザインの良いものです。こういう時にこの車は欧州生まれなんだなあと実感します。
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外したメーターパネルの裏側です。VWなどでお馴染みのVDOというドイツのメーカーのメーターパネルです。日本製とはデザインが異なります。
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電球類は球切れを配慮し、外しやすい設計になっているのがありがたいです。写真内の緑のものを回すと外れ、それが電球ホルダーになっており、それに新規の電球を入れて装着すれば完了です。
ちなみにこの電球ホルダーは全て東芝製です!
最近の車は、よくメーター内を分解しないと電球交換ができないものなどもありますので、メンテナンス性を配慮したこの設計はかなり評価できます。
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切れてはいないものの、照度が落ちてきているため、他の電球も交換しました。車幅灯などに使われている一般のキャップレスのT10型電球と空調パネルなどに使われているLLB286の細形電球が使われていました。
新車時から16年、37万キロ以上走行しているため、電球類は全体的に黒ずんでいますが、長年よくもってくれました。
電球の上に緑のキャップみたいなものを付け、緑色の照明にしているのですが、それが経年劣化で崩れるため移植は不可能でした。
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交換後はこんな感じです。元の見やすい照度に戻りました。トリップメーターと例の時計・外気温表示部分が緑キャップ移植をしていないため白色です。
これはこれで良いかもしれませんが、気になるようでしたら後日対処する予定です。
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