DUNLOP LE MANS LM703  

06年にスポンジ無しのLM703の15インチを購入し、08年12月までに33,000kmほど走りました。片減りを起こしてしまったため、2本を中古タイヤに交換しましたが、様々な状況で万遍無く走行し、溝も減って来たため、新たに購入しました。サイズは195/55/R15です。

LM703は発売当初は16インチ以下（一部を除く）のタイヤには「特殊吸音スポンジ」は搭載されていませんでしたが、07年2月からは全サイズに搭載されています。今回購入したタイヤにもしっかり搭載されていました。購入時、特に中古タイヤを選ぶ際は製造年週及びタイヤ内部のスポンジを確認することをお勧めします。

スポンジ未搭載のタイヤと、搭載されているタイヤを棒状に縦に積んで内部で声を出してみたところ、確かに音の響き加減が違うことが分かりました。交換前と交換後で同じ道を走りましたが、低速時に排水溝をまたぐ時や、1,500回転～2,000回転で巡航する時にロードノイズが減ったと実感しました。すぐに慣れてしまうとは思いますが、満足しています。

空洞共鳴音を吸収する「特殊吸音スポンジ」が特徴のLM703ですが、その他の面では、グリップ、寿命などはごく一般的かなと思います。コンフォート系のタイヤとしてお勧めします。

2年6ヶ月、36,000kmを走りました。

* ダンロップのサイトによると、「空洞共鳴音」とは、タイヤ空洞中の空気が共鳴して発生する音だそうです。

関連情報URL：http://www.lm703.jp/