2007年07月14日
次世代エネルギーって
今日はちょっとまじめなブログ(爆
最近異常気象が頻発して、地球温暖化の影響だから何とかしなきゃ!ってニュースや記事を見て感じたこと・・・
って何でこんなことを書こうかと思ったかというと、一番の理由はネット上で”スポーツカー絶滅!”とかって言ってる人たちが、”ハイブリット万歳”みたいなことを言ってるのを目にしたからなんですが(笑
まず、スポーツカー好きのオイラが”エゴイスト”なことはもちろん認めます。さらに、上のような地球温暖化を何とかするには”スポーツカー絶滅!”って考える人がいてもおかしくないのも認めます。ただ”ハイブリット万歳”ってのはちょっと納得できないですね。
地球温暖化ってのは地中に埋まっている”化石燃料(違うかもって言われ始めてますが)”を燃やすことによって生じるCO2が温室効果をもたらすと言われています。”先進国の現代人”が生活するうえで、これらの燃焼なしにどんな生活も成り立たない世界が形成されています。じっさい車に限らずともCO2の発生は起こっているわけでスポーツカーがなくなってもCO2が増えることに変わりはありません。
では今エコカーと言われてるハイブリットや電気自動車はCO2を増やさないのでしょうか?答えは否です。
電気自動車はガソリン内燃機関よりも、化石燃料を燃焼してエネルギーに変える効率がいいだけでそれでも燃料の40%しかエネルギー効率がなかったはずです。つまり世界中の全ての車が電気自動車になったとしても地球の寿命を3倍に延ばしてあげることすら出来ません。
ハイブリットは通常のガソリン車よりもCO2の排出量が少ないだけで、CO2を排出することに変わりはありません。さらに某大手(世界一)の自動車メーカーにいたってはハイブリットがエコNO1のようにバンバンハイブリットカーを出していますが、4Lや5Lの排気量の車やミニバンに搭載してリッター3kmの距離が5kmになったって、燃費のいい軽自動車の25kmとかにかなうはずがありません。ただステータスで環境にいい気持ちになっているだけです。環境問題を考えるのであればはじめからもっと燃費のいい車に乗ることをお勧めします。
ではバイオエタノールはどうでしょう。これは植物を原料として作られるエタノールですので、その植物がCO2をO2に光合成した分のCO2しか放出しません。ですのでCO2イコールの環境が作れます。
ただどの燃料にしても開発の際にCO2を排出しますので、開発の段階のCO2も考えなければなりません。
つまり世界中の全ての車がバイオエタノール100車になったとしてもCO2の温室効果はなくならないので、現在の異常気象はおさまりません。
ですが現状では最高水準の技術ではないかと思います。
環境保全先進国のスウェーデンでは下水からの糞尿を用いてバイオガスを生成して、バスなどに導入しているようです。これも現時点では素晴しい取り組みですよね。
最近ではCO2排出権ビジネスなんてのも出来てきてるようですが、何でもビジネスに結びつけるのはどうかと思いますが・・・。
次世代燃料(発動機)の最終的な目標はCO2をO2に光合成のように変換できるってとこになるのでしょう。全世界でのCO2の排出量が全世界の森林の処理できる量を下回るか、CO2をO2変換できる技術が進歩しない限り、異常気象は収まるどころか最終的には地球の滅亡ってところまで考えなければならないですよね。
だらだら書きましたがハイブリットはエコ技術でもなんでもなくただ極わずかに地球の未来を”先送り”する技術です。全世界の車がハイブリット車になったとしてもそれほど地球の未来は変わりません。スポーツカーが嫌いな方は上記を理解したうえで撲滅を唱えてください。まったく否定はしませんので。
結局、全人類(特に先進国といわれる国)一人一人の意識改革が必要なのと、企業が利潤を求めるだけでなく環境問題に取り組まなければならないっすね。
最後に、エゴイストなオイラ(達?)が行き着く先は、現代の技術水準であればバイオエタノールのエキシージ(爆)ってことになるでしょうか(核爆
次世代燃料(発動機)がCO2をO2に変換できることを祈りつつ(笑
駄文にお付き合いありがとうございます。
PS.オイラのブログ見てる人にスポーツカー嫌いな人はいないと思いますが(核爆
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Posted at
2007/07/14 18:13:03
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