ちょうど一年前の事です。

今日は、犬の話をします。僕は、ダックスを二頭飼っています。
一人目の仔らら（ロング）を飼った時は、待てや、お座り、無駄吠え、トイレなど、比較的厳しく躾しました。一才半位になった頃、二人目のまお（スムース）の仔を迎えました。最初は元気一杯でしたが、４日位経ってからご飯を食べなくなりました。すぐに病院に連れて行き診てもらうと、パルボかコロナウィルスとの事。幼犬だと死亡率の高い重病です。毎日、１日に二度病院に連れて行き、インターフェロンという注射を打ちました。ご飯どころか水まで飲まなくなり、嘔吐、血便を繰り返しました。日に日に痩せていき、注射の度に泣き僕の手を噛みました。頑張れ頑張れと言う事しか出来ず、看病しました。２週間位が経ち先生より、遠まわしに安楽死を匂わされましたが、この仔が頑張っている以上はその選択は出来ませんでした。この世に出てきたばかりじゃないか、元気になってくれれば、ヤンチャしようが、何でも良い、とにかく元気になって！
病院に通い始めて一ヶ月経った頃でしょうか、何と自ら水を飲み始めたのです。すぐさま缶詰のご飯を出すと一口、二口と食べ始めました。即、病院に電話し先生に伝えると、ホントにこの仔は頑張りましたね。でも、まだまだ油断は禁物ですとの事。
それからも病院に通い奇跡的に助かりました。元気になってから約束通り、何をやっても殆ど怒りません。あの時の頑張っていた姿を思い出してしまい、怒れないのです。ららを見ているせいか教えていないのですが、お座り、待ては出来るようになりました。それ以外何も出来ない甘えん坊です。
今日も元気に走り回っています。
元気が一番、バカな子ほど可愛い、分かる気がします。
Ｐ．Ｓ
昼夜問わず対応して下さり、格安で治療して下さった渡辺先生！ありがとうございます！