帰ってきた3SーFE 中盤戦
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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さーて、荷物を減らすためにも、どんどん元に戻していきましょう。
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の前に!
スッキリしている間に、手を入れてしまいます。
ミッションを搭載したものの、補機類がまだでした。
レリーズシリンダーを着けておきます。
新品を用意しました!
AE86用だけど・・・
そして、そのレリーズシリンダーとクラッチマスターを繋ぐのに・・・
しまった、パイプが無い!?
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作ります。
毎度おなじみ、『フレアリングツールセット』!
廃材に生命を吹き込みます。
言い過ぎ?
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シンプル〜
本当はメッシュホースを固定できるとベストですが・・・
ゆくゆくは、パイプ固定ステーでも作って、セルモーターを固定するボルトと共締めでもします。
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さて、そのセルモーターです。
以前、エンジンマウントブラケットに当たり、装着できませんでした・・・
解決策は、あるのか・・?
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大まかな見積もりの末、マウントブラケットに装着している側面のボルト頭が無ければ、横幅的には収まりそう?
このボルト(M6)、溶接する際の“仮”固定のための物で、溶接し終わった今、そもそも必要無いのですが、なんとなく・・・
素人溶接だし・・・
無いよりは安心かなと・・・
そこで、頭が薄っぺらの『低頭ボルト』に変更します。
無いよりは安心です。
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【セルモーター装着】
※エンジンマウントブラケットを取り外す必要があります。
1.エンジンマウントブッシュのナットを外し、オイルパンの角にジャッキを当て(要ゴムマウント)、エンジンを上げます(設備があれば、エンジンクレーンでも可)。
2.エンジンマウントブラケットの固定ボルトを外し、先にセルモーターを装着しま・・・
ドレンコックに当たるだと!?
そこで引っ掛かるとは!
せっかく整備書モドキで書いていたのに!
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3.ドレンコックを、ドレンボルトに変更しまし・・・無い?後日、用意します。
Hint:セルモーター装着を最優先にします。
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4.エンジンマウントブラケットを戻し、セルモーターとエンジンマウントブラケットとのクリアランスを確認する。
※セルモーター〜マウントブラケット
基準値/1ミリ±1ミリ
Hint:クリアランスが0でも、鉄製のボルトが勝ち、アルミのセルモーターボディが負けて削られるので、心配要らない。
ユーザー(´д`; )<「し、心配要らない!?」
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5.セルモーター側のボルトも装着する。
Hint:装着し易いボルトを選ぶ。
ユーザー(-_-;)<「ユーザー任せ・・・」
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続きまして・・・
ヘッドカバーを乗せる前にやっておきたい事・・・タペットクリアランス確認します。
確認だけです。
久しぶりに出しました、シックネスゲージです。
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タペットクリアランス確認とは・・・
カムシャフトとリフターの間に差し込みます。
基準値があり、エンジンによりますが、だいたいインテーク側が0.20mm前後、エキゾースト側が0.30mm前後くらいが一般的?かな??
GTーRのエンジンなど、それこそ詰め倒してあるのだろうな〜、結果は出せないけど、そんな仕事をしてみたかったな〜・・・
クリアランスは、謂わば“熱膨張の逃げ”です。
ギリギリまで詰めれば、より一層バルブを押し込むことができる、つまりプチ・ハイリフトカムにできます。
・・・その違いを体感できる人は、今頃開発の最前線で重宝がられているはずです。
え、私?できすかそんなの!(名古屋弁)
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0.20mmは入る、でも0.30mmは入らない、とすれば、0.20〜0.29mmの間、次に0.22mmは入る、でも少し抵抗が強いかな〜?0.25は・・入らない、では0.24mmは・・・
という感じで計測します。
・・・合ってます?当方所詮素人、正式な計測方法なんて、聞いたことないので・・・
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0.20や0.25のプレートが、予め有るのは分かった、0.22や0.23はどうするの?
物にもよるのでしょうが、0.04〜0.08辺りも揃っているはずです。
0.15と0.08を足せ(重ねれ)ば、0.23になる、という理屈です。
・・・合ってます?
まあ、0.20はすんなり入った、0.25は、入らなかった、じゃあ0.23、でいいです。
ユーザー(~_~;)<「何だこの整備書・・・」
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途中、カムシャフトの向きを変えながら、全箇所を計測しまして・・・
リザルト〜
さすが純正・・・元通りの場所に戻して良かった・・・
コレで、カムシャフトから離れられる!
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ヘッドが完成・・・の締めを。
放置していたヘッドカバーは、結晶塗装のための、耐熱プライマーを施しました。
“レッド・スペシャル”セリカちゃんのことだ、結晶塗装でもお馴染みの色、赤だな!?
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「黒髪だよ〜、キレイでしょ〜❤」
・・・エンジンといえば心臓・・・
!
心臓に毛が生えている!?バチン!
心に闇を抱いている?
「…サイテー」
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テキトーに施したマスキングを剥がします。
ゴムのパッキンにも塗料の付着がありますが、黒同士だから、気にしません。
キッチンペーパーは、再利用しますよ!
Ghost・of・mottainaiが出ないように・・・
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付着させたくない箇所にも付いています。
これぞテキトーマスキングの真髄!
剥がしゃあいいんですヨ。
軽く剥ぎ取り、強めのクリーナーで溶かし取りました。
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そして、肝心要の浮き文字、ここを磨かない手はありません。
削ぎ取って、ペーパー掛けて・・・
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ペーパーじゃ追いつかないからリューター掛けて・・・
削りカスが散らばって・・・(〜〜;)
ブラシで埃落とブラシはパーツクリーナーで洗ってあります、歯垢なんて付いていない!
『違う汚れ』を着けている?着けてない!
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古くはトヨタ2000GTの3M、9R、2TG、18RG、S20、L型、FJ20、B16A、F20C等々・・・
メーカーの威信をかけた名機には、結晶塗装が施されているものです。
樹脂カバーで隠すとは何事か!
メーカーが、最後までやらなかったマイナーチェンジを、我らがやりましょう。
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3SーFEブラックヘッド!
え、ビームス?VVTーi?
ハイメカツインカムですよ!
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そして、コレ・・・
ワッシャー?
いえ、ナットなんです。
六角は、30ミリもあります。
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このヘッドカバーの押さえがとても面白く、プラグホールの周りにシールパッキン、それを上記ナットで押し付ける、4気筒だから4箇所・・・理にかなっている!
このナットも、塗装しようかな?
中盤戦で、ずいぶん進みました。
終盤戦は・・・
スカスカの内容になることでしょう。
ま、誰も3SーFEなんて、気にしてねぇよ。
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