ここ5~6年で人気急上昇中のビッグ・ブレーキ・キット系モディファイ。ブレーキフィール改善、軽量化、見た目、サーキット仕様、カラーコーディネートと目的は様々ですが、皆さんのパーツレビュー等を見ますと、値段は張るもののそれぞれ満足されてる様に思われます。私もそんなキャリパー好きの一人ですが、ブレーキキャリパーほど装着後の見た目と、実物を外して眺めたときのギャップが大きいパーツも少ないと思います。
装着前のbrembo F50キャリパー。装着するとホイルの隙間からチラッと側面しか見えませんが、外して見ると意外に奥行きと立体感があります。色が白なので、部屋に持ち込むとまるで巨大な『白いたいやき』の様です【笑】。
そして持ってみると意外に軽いことに驚きます。F50は単体で3.4kgしかありません。
こちらは装着後ですが、F50は無骨でメカメカしいデザインが魅力です。F50は発売以来20年以上モデルチェンジしてないそうで、これほど息の長い単品パーツというのも珍しいかと。
ちなみにGiuliettaのコンペ・スポルティーバ・QVに標準装備のキャリパーはこちら。モノブロックの4ポットキャリパーですが、キャリパーカラーがお決まりのレッドのみ、というのがちょっといただけないところ。いっぽうで、同じAlfaRomeoでも4Cや8Cは色を自由に選べるようで、
白・黒・シルバー・黄色・ガンメタと彩られて、Giuliettaオーナーにとっては羨ましい…
最近はbremboだけでなく、AP RACING、alcon、MOV'IT、STOPTECH、ROTORA、akebono、ENDLESS、XYZ、D2、WPといった欧米日亜のキャリパーメーカーも増え、良いモノがどんどん出ています。それに応じて値段も安くなれば嬉しいんですが…ただ、キャリパー自体はアルミの塊のため材料費が高く、加工や塗装にも手間がかかるので極端に安くなることはなさそうです。
今年のフランクフルト・モーターショウのブレンボブースでは、流行のポリッシュ仕上げのキャリパー(写真左)や、電動ブレーキキャリパー(写真右)が出展されていました。
今後発売される高性能車に、どんなブレーキが付いてくるのか楽しみですね。
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2013/09/27 15:09:36