Good-bye fellow soldier

こんばんは。四十過ぎたら健康を気にして食事のカロリー計算したり筋トレしたりして、まだまだ頑張れる！などと気ばかり若く、日夜タバコを一日２０本吸っている(笑)Ozです。

先日、久々に故郷の後輩から電話が入りました。
折しもその日は職場の後輩の結婚式で、楽しい気分で帰宅途中でした。

「Ozさん、○○さんが昨晩亡くなりました…」

笑いも酔いも一気に消えて、絶句状態。
亡くなったのは自分の５つ上の先輩で、６年前に自分が結婚して故郷を離れるまでの１０年ほど、公私に渡って自分を支えてくれた方でした。役職が自分より下でしたが、行き詰まった時はその先輩が奔走してくれて、部署が変わって大変な所に回されても短期間で結果を出すので、自分は「優勝請負人」とか「必殺仕事人」とか言わせて頂いていました。
本当に尊敬出来る先輩の一人でした。

電話の向こうで後輩が絞るような声で、葬儀の日取りを伝えてくれました。その時は死因が分からなかったので、後輩も自分も「何で？」と信じらんない感覚でした。
翌日は夜勤だったので通夜に出られず、明けでそのまま葬儀に行きました。そこで先輩の友人や後輩達から「しばらく前から頭痛があって病院に行ったけど問題ないとされたようです。元々血圧も高くて…亡くなった日の夜、仕事から帰って玄関先で倒れて、そのまま……脳出血だそうです。」と聞かされました。人に迷惑を掛ける事を人一倍嫌った先輩。一人で去っていったのは、そんな先輩の気遣いだったのでしょうか…

最後の別れで見た顔、本当に寝ているようでした。
人生を誠実に真摯に戦う男の生き様を示してくれている顔でした。
別れ際、あえてよく呼ばせて頂いたあだ名で話しました。
「くんちゃん、本当にお疲れ様。ありがとう。また一緒に戦おう。」

死は新しい生への出発、と聞いたことがあります。
だからこそ、その言葉を掛けさせて頂きました。

俺もあと数年で先輩と同じ年齢になります。
その時、先輩に恥じない生き様を歩んでいきます。
だから………いつか、また一緒に………