
3月24日の日曜日、ネットで知り合った、きゃぷてんさん(旭川在住)と鉄さん(富良野在住)の3人で、旭山動物園に行く事になりました。
旭川駅の近くに午前11時集合ということで、7時に出発すれば間に合いうだろうと思っていたら
7時に起床しました。
すぐに飛び起きて大出発しました。
今回の旅は、じむにーでの始めての遠出となります。
果たして、無事に帰ってこれるのでしょうか(故障的な意味で)。
国道275号線を北上します。
この道は夏の間、バイクでツーリングに行く際によく通りましたが、冬に通るのは初めてです。
雪のお陰で、夏の間とは景色が全く違います。

僕は今まで冬に遠出したことはありませんでした。
車での旅に興味が無かったのもありますが、そうでなくとも冬は通れなくなる道も多いし、滑り易かったり遭難したりと色々と危険ですからね。
でも今回の旅のお陰で、北海道は同じ場所でも夏と冬で全く違う景色が楽しめて、一粒で二度美味しいという事が分かりました。
3月の末ですが、春の足音はまだまだ聞こえませんね。
※ヒーターが効き過ぎる(微調整できない仕様)ので、時々窓を開けて車内の温度を調節しています。
約3時間で旭川に到着し、お二人と合流します。
きゃぷてんとは半年振りの再開、鉄さんとは現実世界では初対面です。
鉄さんはネット上のはっちゃけた僕と、現実世界の物静かで人見知りな僕とのギャップに驚いていた様子でした。
お二人に
ジムニーの素晴らしさ(意味深)を知ってもらうため、集合場所から旭山動物園までの道のりは、僕のじむにーで移動する事になりました。
集合場所から動物園までの約10km、車内の激しい騒音と揺れに驚く二人が醸し出す
「ジムニーはもう今回限りで」という空気に、僕は「我が意を得たり」と大満足でした。
動物園に着くと、ちょうどペンギンの散歩が始まっていました。

よちよち歩く姿と、ぷにぷにと柔らかそうな体。想像以上の可愛らしさに、
僕は抱きしめたい衝動を抑えるのに必死でした。
ペンギンの散歩に萌え死んだ後は、他の動物たちを順番に見ていきます。
まずはシロクマです。手前の奴は爆睡しています
奥のシロクマは同じ場所を延々と行ったり来たりしています。
それが自分の仕事であるという事を理解しているようです。感心感心。
R2D2です。
ウィーンウィーンと、機械的な動きでせわしなく首を左右に回していました。
クマさんです。
「くまのプーさん」や「テディベア」といった可愛らしいキャラクターが有名ですが
森で出会ってしまったら、腹を食い破られて臓物を引きずり出される
恐怖のモンスターだという事を忘れてはなりません。
黒ヒョウです。
真っ黒かと思ったら、よく見るとちゃんとヒョウ柄の模様があるんですね。
ヒョウはネコ科の動物なので、「でっかい猫」にも見えますが、その大音量かつ腹に響く重低音の鳴き声を聞くと、決して猫ではないと言う事を思い知らされます。
ユキヒョウです。
白っぽい美しい毛並みですね。
女の子らしいのですが、
隣の檻のヒョウに激しくケンカを売る、アグレッシブな子でした。
僕は男勝りな娘は大好きです。
↑の
ユキヒョウ(女子)にケンカを売られていた
ヒョウ(男子)です。
「ちょっとアンタこっち向きなさいよ!!アタイを誰だと思ってるの!!」と凄む
ユキヒョウ(女子)を、完全にシカトして涼しい顔をしていました。大物ですね。
↑の
ヒョウ(男子)のたまきんです。
可愛いですね。プチッと取ってキーホルダーにしたいです。
ミミズクです。
その落ち着き払った様子と鋭い眼光からは、底知れぬ知性を感じます。
鳥の中でも哲学に長けていた者がフクロウ類に進化したという説も有る気がするほどです。
キツネです。
イヌ科の動物ですが、手足の先が黒かったり、尻尾の先が白かったり、犬と違ってとにかくオシャレです。犬がオシャレ方向に進化したのがキツネなんでしょうね。
キリンです。
寒空の下、♂キリンと♀キリンが
♂「あはは~!待て待て~!」 ♀「もぅ!やめてよー!」
といった感じでイチャイチャと追いかけっこしていました。
僕は微笑ましさと劣等感とぱるぱるしさの入り乱れる複雑な気持ちでそれを眺めていました。
寒さの苦手な動物は屋内で展示されていました。
暖かい室内でダラダラと過ごすチンパンジーは人間のオッサンにしか見えませんでした。
もし日本人が100人くらいしか居なくなったら、僕も外国の動物園で展示してもらえるのでしょうか。もしそうなったら僕もこうやってダラダラ過ごしたいです。
モルモットです。
20匹くらいが活発に動き回る檻の中で、彼だけが微動だにせずジッとこちらを見ていました。
もしかしたら何かとても大切な事を僕に伝えようとしていたのかも知れませんが、それが何かを理解する事はとうとう出来ませんでした。
僕です。
鹿の角が生えたヘルメットが置いてあって、鉄さんが被れ被れと言うので被りました。
写真からは分かりませんが、この時、恥ずかしさのあまり顔の温度が80度に達していました。
と、そんな感じで一通り見て回って、お土産を買って昼食を食べた後は、再びジムニーのデスドライブで来た道を戻り、きゃぷてんの家で一休みして解散となりました。
帰りはETCの動作テストを兼ねて高速で帰ることにしました。
ところが、高速に乗ってしばらくすると突然床下から
凄まじい騒音が!
音源はどうもプロペラシャフトのようです。
このまま走るとプロペラシャフトがフロアを突き破って来そうな勢いです。
一度速度を20km/hくらいまで落とすと騒音は収まり、それきり鳴らなくなりました。
もしかしたらこの前自分でプロペラシャフトブーツを交換した時に、シャフトの継ぎ目のボルトの締め付けが足りなくて緩んできたのかも知れません。
すぐに最寄のSAに入ってシャフトを確認してみましたが、特にボルトが緩んでいる様子はありません。
仕方なく、不安な気持ちを抱えたまま家まで帰りました。
そして、家に着いた後、もっと良く確認しようと車の下に入ってみた所・・・
ブーツが破れてグリスがベットリ!!!!
拡大図
ブーツの交換をした時に、グリスを入れすぎた感じがしたのですが、まぁ大丈夫だろうと思ってそのままにしておいた結果がコレです。
おそらく詰め込みすぎたグリスが遠心力でブーツを突き破ったのでしょう。
下回りには激しくグリスが飛び散っておりました。
ブーツをめくるとスライディングヨークはグリスが無くなってすっかり乾いておりました。こりゃあ異音も鳴る筈です。
幸い、破れたのは前側のブーツだけでしたが、また新しいブーツを取り寄せてやり直さなければなりません。
ナンテコッタイ!\(^o^)/