
お昼も食べたし、眠くなったので続編を
誰にも期待されずに、勝手に延々と書き連ねていきます
いいのです
私の人生いつもそんな感じです
兄からバラ子を託され、まず最初にした事は
「ドライブがてら、本を買いに行こう」です
(本当はもっと最初にやらなければならない事が山積みなのでしたが、無知&ウカレてる私には気付く由もなく、後で大目玉を喰らう)
運転席に座り、エンジン始動
「こ、こいつ、う、動くぞ」と一年戦争のカーリーヘアーの少年のように呟き、ギアを一速へ、クラッチを繋ぎいざ発進
と思いきや
ありがち其の1「お約束のエンスト」
「えへへ」
なんつって、顔を赤らめながら周囲をキョロキョロ
もう一度セルを回します
「こ、こいつ、う、動くぞ」
このくだりはもう良いですか?
はい、了解です
今度は慎重にクラッチを繋げ、繋げ、繋げ
「うーーーーーーーーーん」
ありがち其の2「半クラッチ長過ぎの術」です
そしてほとんど加速してないのに、意味もなく二速へシフトアップ
「ガクガクガクガクガクガク」
バラ子がいきなり震えだします
ありがち其の3「ノッキングの刹法」です
(〇〇刹法って子供の時よく言ったよね?)
その時、寮の玄関に人影が
恥ずかしい私は、とにかくこの「無様な姿」を見られまいと、急いで寮を飛び出します
斯くして初心者とバラ子の危険な道中が始まりました
私は、初心者ならではの「ありがち術」3つを繰り出しながら、生まれたての子羊の如く、ガクガク、プルプルと進んで行きます
端から見ればその様は、正しく「狼の皮を被った子羊」のようだったでしょう
前車とは遥かに開いた車間距離、後続は大渋滞。
まるで大名行列(;´д`)
そんなこんなで、どうにか本屋へ
そして、第一の試練
「車庫入れの門」
が待ち構えていたのです
満車状態の駐車場
何とか二台の車の間にスペースを見つけると、何故か私は果敢にも初心者のクセに
「バックで駐車の術」をくりだします
「あぁっ頭振り足りなかった」「うわっ切り返し遅かった」「うわっ早かった」
あぁ下手丸出し(;´д`)
たぶん大袈裟ではなく10回近くはすったもんだしてたと思います。
駐車場を行き交う人々の怪訝そうな、冷ややかな、邪魔そうな視線に耐えつつ、ナンとか車庫入れ完了
車から降り
「ふぅっ」
達成感と春の陽気、何故か重いステアリング操作で汗ばんだ額を拭った私の目に飛び込んだ物は
建物の奥の、広大な、まばらにしか車の止まっていない駐車スペースでした
「はぁぁ」
徒労です
やはり、そうゆう所に目がいかないってのも、初心者故なのでしょうね
大丈夫か俺?
次回「邂逅俺とバラ子の日々大目玉編」につづく
*主人公はカーリーヘアーではありません
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邂逅 | 日記

Posted at
2013/03/10 13:35:24