2013年08月02日
不倶戴天
え~
タイトル関係ありません
皆さん
「グェッ、ま、不味い!?こりゃ食えねえ」(@ ̄□ ̄@;)!!
って食べ物に出会った事ありますか?
私は食べ物に関して「不味い」と思うことないんです。ゲテモノ以外ですが
「あ~こんな食べ物なんだ」と理解して食べます
例えば
「ベチョっとしたチャーハン」
中華風味のリゾット
「延びたラーメン」
ボリューミーな柔らかい新種のヌードル
「少し匂いのある刺身」
ワイルドな香りの平たいもの
など頭の中で認識をリセットして新種の創作料理だと思うようにしてます(まぁ次食べるかどうかわかりませんが)
んで私は基本食べられない物がありません(ゲテモノ以外は)
唯一食べられない物が
「茹でたウズラの卵」
八宝菜なんかに入ってますよね
小学生の時、給食でクラスメート達が奪い合う意味がわかりませんでした
箸をつけるのもイヤで、口に運ぶ迄かなりの心の葛藤があり、口に入れると涙が溢れ、えずきます。飲み込むには「清水の舞台から飛び降りる」覚悟がいります((T_T))
これは「嫌い」なので「不味い」ではないですよね(不味いから嫌いって理論もありますが)
10年ほど昔ですか、友人と「フジロック」を見に行った時、今までの人生で唯一の
「グェッ、ま、不味い。こりゃ食えねえ」
に遭いました
朝から天候が悪く、山なので夏でも肌寒い。んで、日も落ちるとかなり冷え込んで来ます。
もう帰らなければならない時間なので、私と友人はライヴが行われている場所から徒歩で「シャトルバス乗り場」に向かいました
私「あ~寒いし、歩き疲れたよ。昼もろくに食ってねぇから腹へった」かなりヤサグレモードに入ってます
友人「確かに腹へったな」
私「んおっ!!あんなとこにラーメンの屋台あるじゃん」
友人「んおっ!食ってくか」
二人は
「砂漠にオアシス」を見つけたようにラーメン屋台に腰掛けました
ラーメンは「元祖醤油ラーメン」
ラーメンを2つ頼みます
鍋からあがる湯気
スープの香り
メニューの「熱燗」の文字
ディテールもバッチリです
オヤジ「へいっラーメンお待ち!!」
手渡された丼の暖かいこと
((T_T))
とにかく身体の中から温めたいのでスープを口に入れます
「ん?んん?」
味がない
味がないとゆーより微量の塩を茶色のお湯に溶かしただけ、みたいな
何口飲んでも「白湯」を飲んでる様にしか感じません
身体が疲れてるから「味覚が狂ってる」のか?
と持ち前のポジティブさで気を取り直し、麺に向かいます
「ズルッズルズルッ」
茹で上がってねぇщ(゚Д゚#щ)
豚骨ラーメンの「粉落とし」も真っ青なくらい
「ボソボソして、それでいてゴムのような変な弾力」
「ぐぅぅ、こりゃラーメンじゃなくて"蕎麦ガキ"ならぬ"小麦ガキ"だ」
何とか気を持ち直し
チャーシューに箸を伸ばします
「ローソク?」
なんかヌメッとヌルッとトロッとしてなく、サクッともしてない
「グフゥ」
さすがに諦めがよぎります
「残そう」
と思いましたが「お米一粒には八十八人の神様がいる」と言います。ラーメンには一体何人の神様が宿っているのでしょう?
最後の望みを託しメンマを口にいれます
ガキ~ンッ
「硬ぁ~歯折れるわ」(@ ̄□ ̄@;)!!
一縷の望みも絶たれました
歯が折れそうになりました
心は完全におれました((T_T))
もう一度お復習します
疲労
+
寒さ
+
空腹
+
偶然見つけた屋台
+
ラーメン
これ以上ない心のスパイス満載です
ドンドンで跳満くらいの勢いです
なのに.....
なのに人生史上
唯一の「不味いこりゃ食えねえ」に出会うなんて
さすがに三分の二以上残しました
という記憶を
今日の昼に食べた
「〇ちゃん麺づくり醤油」
を食べて思い出しました
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Posted at
2013/08/02 20:50:10
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