
その昔、1900年頃自動車の国際レースにおいてその国を代表して走る車のボディカラーを義務づけた時期があったそうです!?
その時に決められた国を体現するカラーを
National Colours
と言います!
例えば先日の牧場オフに集った車をウォッチすると…!?
Lutos 23 は英国のグリーン♪
ALFAROMEO ZAGATOはイタリアのレッドでした♪♪
残念ながら参加車にいなかったドイツは元は白、1934年以降は現在のシルバー
そして日本はと言うと…これでも↓
またこれでもなく↓
そうこれこれアイボリーに赤(日の丸)です!
既に1世紀は経つ長い歴史の中にはそのNational Colours に因むエピソードもあった様です!?
例えばイタリアのレッドと言うと思い浮かぶF1のFerrari 社、そのコーポレー卜カラーは実はレッドではなく、社旗にもなっているFerrari社の所在地モデナ県のイメージカラーのイエローだとか!
そして1997年以降メインスポンサーがマールボロになってからはそれまでの深いレッドから明るいレッドに変更した等、
ドイツのNational Colours が白からシルバーになったのは当時のレースカーダイムラーベンツW25がオーバーしてしまったレギュレーション上のウェイト750kgをパスさせるのにやむを得ずボディの塗装を剥がした為、地の色(シルバー)が出てしまったからだとか!?
今となっては、モータースポーツの世界も国対抗と言うより企業対抗色がメインになってF1も歴史ある1社を残しほぼ全てのチームはスポンサーカラーをボディに纏って戦っているのが普通になっています!
それを善し悪しではなく古き善きを偲び愛でる旧車の世界を想うとボディカラー1つで意味や拘りが存在しそれを知る事がまた楽しいと思うのは私だけでしょうか?
To be Continue
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2014/01/17 00:16:35