
日曜大工のきっかけ。
問題児?の長○坊が、姉が使っている部屋と自分の部屋を交換して欲しいとの要望。
あれっ?お姉ちゃんの部屋は壁紙がピンクで、女の子っていう部屋だけどいいのかな?と思いつつ、内偵を進めると・・・。
なんと、どこからか手に入れたipodで、隣の義妹家のWi-Fi電波を使ってネットをしている模様。
ただ、今寝ている部屋には届かないので、電波が繋がる姉の部屋と交換したいという浅はかな知恵が判明。息子は、部屋でのネット三昧を夢見ているようです。
ネット漬けには昨年懲りたので、最低、寝る部屋では接続できないよう、2間続きの部屋に壁を立て、個室をこしらえることで、交換できない既成事実を作ることにしました。
今まで、色んな日曜大工をしてきましたが、今回は難易度が少し高く、ずーっと躊躇していました。
しかし、事が事だけに、頑張ってみることにしました。
現状2Fに、6畳と6.5畳の2間が続いた12.5畳の洋室があります。
モノが溢れて恥ずかしいですが・・・。奥が弟、手前が兄の部屋です。
家を建てた時、将来的に仕切り壁が出来るようにと、真ん中の壁と天井に補強材(構造材)を入れています。
男の子二人とも、持ち物が多いので、収納場所を確保する意味合いで、写真にもある既製品の棚を利用し、部屋と部屋の仕切り壁を作る事としました。
永きに渡って使用するため、棚板が自由に変えられる且つ、しっかりしたものを購入しました。
棚を1つ置いた状態です。
天井に、奥(といっても南側)の部屋の24時間換気システムの換気口があるので、棚の向きを反対にし、兄の方がモノが多いので、棚2つとしました。
3つの棚をネジ(ナット)で連結し、壁に固定。右側は、隙間に角材を固定後、さらに棚を固定。
内装基材は、廉価で、壁紙クロスも貼れない事は無いと言われるOSB材。ホームセンターでカットしてもらったものを、棚の背面にネジ留め(※石膏ボードor基材+ベニア板が正しい施工の仕方)。
奥側にも立て付けます。
反対側から見たところ。

いい感じになってきました。
棚上部、左側の隙間もOSB材を立て付け、下地の完了。

OSBの木目柄が好きな人は、これでもいいと言うかもしれません。
さて、最大の難所、壁紙クロス貼り。人生で1度も行ったことがありません。心配です。
最初、壁紙に糊を付けて貼ろうと考え、周りが汚れないように新聞紙でマスキング。
クロスは、家の完成後に、1ロール余りをもらい受けて保管していたため、何度か失敗しても足りる量があります。

しかし、大きいクロスに、薄く均一に糊を塗ることが、そもそも不可能(内装屋さんは専用の糊付け機を使用するので可能)でした。
そこで、あらかじめOSB材に糊を塗って、それにクロスを貼る方法に変更。
マスキングの新聞紙を撤去。同時にカーテンレールも撤去。
棚や元々の壁が汚れないように、マスキングテープで養生し、ハケで糊を薄く塗り塗り。
クロスを垂直に当てて、刷毛で空気を逃がし、圧着。
OSB材が微妙に凹凸があるので、糊の乗り?が悪いですが、結構、うまく貼れました。
反対側も。
クロスとクロスの接合部は、ローラーでコロコロ、しっかりと圧着。
棚上もクロスを貼って、白のコーキング(ジョイントコーク)で剥がれ防止、隙間充填処理を実施。
棚と壁の隙間も、マスキング後、充填処理。
巾木をカラー釘で取り付け。
兄側の完成。

元から有ったような出来栄えです(自画自賛)。
弟側の完成。

これで、壁に好きなだけポスターなどが貼れます。
今回の道具類。
クロス貼り道具セットは役に立ちました。
製作総額は5万円弱。工期は3日ほどでした。
床に釘やネジ等を使って棚を固定していないため、将来撤去する時にも、壁の穴だけ補修すればOKです。
ネットでOSB材について勉強したり、クロスの貼り方をググったりして、非常に勉強になりました。
達成感のある良い日曜大工となりました。
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Posted at
2014/09/17 07:41:27