ケイマン購入に至った理由(完)

今回で最終話となる訳ですが、私と同じように、ポルシェいいなぁ欲しいなぁ～でもディーラーに足を踏み入れる勇気がなかなか持てないとゆう方も多くいらっしゃるのでは？そんな貴兄のポルシェ攻略のヒントにでもなればと思う。わからない単語はググって下さい。

さぁ、勇者達よ！金とゆう名の剣を持って魔界攻略の旅に出ようではないかっ！！……すいません(汗)では、本編をどうぞ…



さて、ケイマン購入に向けて勉強を始めた訳だが、何やら良く分からない魔法の文字が並ぶ。ティプトロ？ＰＤＫ？ＰＡＳＭ？ＰＳＭ？スポーツクロノ？最初は中古でもいいかって思ってたが、ＭＴが無い。欲しいオプションが付いてない。やっぱり後期型じゃないと！色は白がいい。何よりタマが無い。こうなったら、新車しかないか…その時の私はポルシェマジックとゆう罠の存在など知るよしもなく…


とにかく、ポルシェセンターに行ってみよう！しかし、私は一般小市民。乗って行く車は軽自動車である。もう、ビビって店に入れない。一度通り過ぎて、Ｕターンして、近くのホームセンターの駐車場で一時間くらい悶々としてました(笑)それくらいポルシェのディーラーは一般人にとって未知の恐怖と不安が渦巻く魔界のような所なんですよ！…私がヘタレなだけなんでしょうか？今やすっかり魔界の住人と化してますが…


ようやく意を決して 突撃。今度は車を降りてオロオロ…そこへ悪魔…いやいや、担当氏が声を掛けてくれまして。…｢あの、ケイマンを考えてるんですが…｣


｢そうですか、とりあえずお入り下さい｣…ついに魔界の本丸に潜入だ！

それから話も進み、とりあえず試乗してみたいんですけど…と言うと、ケイマンは無いけどボクスターならって事で、試乗してみる事に。


初めてのポルシェ。しかも左ハンドル。お約束のワイパーも、しっかりやりました(笑)試乗中もほとんど頭真っ白状態。しかし、走り出してすぐ分かる。走行安定性とコーナリング能力。ボディの剛性。店に戻って来て、思わずボソッと呟いた｢これがポルシェか…｣


店に入って話を進めると、ＭＴは在庫無しで、発注にしても1月でケイマンは生産終了になるらしい。でも、今すぐ発注なら、まだ最終生産にギリギリ間に合うかも？と、悪魔の囁き。で、一週間以内でオプションなど決めて、手付金も払ってで、今回と同じくバタバタ発注となりました。結局、ポルシェマジックの罠にはまり予算から１５０万オーバーしましたが…。


あ、手付金と言えば、こんな事もあろうかと、１０万ほど用意して行ったんですが、手付金の話になった時、｢１００万円になります｣って、えっ！ひゃ１００万ん～！？良かった～１０万持って来ましたって先に言わなくて、痛恨の一撃をくらうところだった…さすがは魔界。人間界の常識は通用しないのね。


と、言う訳で、初めて魔界に足を踏み入れる勇者諸君は１０万円の鋼の剣ではなく、１００万円の勇者の剣を持って行く事をオススメする。特に発注を急がないのであれば、丸腰もありだ。大丈夫！死にはしない。急いでクリアを目指すなら、伝説の武具を揃えて行くのがいいだろう。剣(金)と鎧(実印)と盾(印鑑証明)の三つだ！ちなみに今回は二台目の注文と車もドナドナするってことで、手付けは要らないとのこと。信用度アップ？(笑)


こうして私は晴れてポルシェ乗りとしてデビューすることになったわけですが、従兄弟の死と８６のヘッドとテールのデザインが気に入らなかった。この二つのうちどちらかでも欠けてたら、私は今頃８６かＢＲＺのどちらかに乗っていたことだろう。


以上が、私がケイマンに乗ることになった理由であります。


最後は何の話だったんだか(笑)


最後まで駄文にお付き合いありがとうございましたm(__)m