3rd XXからSiへの移植③「メーターパネル」
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当初の目的は、16年間の使用で暗くなった電球を明るい物に一新しようという目的で、"半"分解を思い立ったのですが、途中から下記のよう単純な動機から完全分解に移行しました。
上がXXの物・・・
Siのに比べて微妙に日焼けが少ないです。
これをベースに使いたい。でも、PGM-FIのSi車に2連キャブXX車の物は普通に考えるとつかない。でも電子パーツカタログ見ると共通番号も多々ある。
下がSiの物・・・
盤面、微妙に日焼け。ただ、こちらにはNSと小さく書かれてて、このNSと書いてある速度計とか使いたい部品もある。
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背面です。
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背面のネジ数個と、配線つきの中型電球一個を外すと電子基盤(緑)があらわれます。
電球交換の為にはさらにネジをはずしていく必要がありますが、このネジを外す際又は止める際、力を入れすぎて何度も回転させると次で紹介するコイルが逝ってしまいメーターが機能しなくなるので注意が必要です。
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針を動かす4つのコイル(写真ではカバーに覆われている)は大変壊れやすいので、なるべくなら触らないようにすべきです。
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先ほどの電子基盤(緑)の下の層が、照明等の基盤(橙色)がなります。豆電球をすべて交換。青いゴムカバーつきの電球もすべて交換。
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PGM-FIのSiと、2連キャブのXXでの非共通部分は、当然のことながら電子基盤(緑)、照明等の基盤(橙色)です。
メーター枠&警告等表示板は警告等の並べ替えが可能なので、日焼けの少ないXXのものを持ってきました。
回転計はレッドゾーンの範囲こそ違えど共用可能です。その他はすべて共用可能です。
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走ってきた記録がここにあります。値段がつくクルマだったらこういった分解は、決してやってはいけません。
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逆行程で取り付けていくのですが、電子基盤(緑)からメーター針のコイルまで貫く、長ネジは軽く付く程度にしておかないと、すぐメーターが壊れますので要注意。
【作業感想】
新車の時ほどとは言いませんが、淡い緑の照明は、ずいぶんと明るくなりました。また、分解・統合から1年が経過しましたが、メーターは不具合無く正常に作動しています。
分解をする際には、非常にデリケートな電子部分で、しかも経年劣化で各所が もろくなってますので、慣れてないうちの作業は慎重に行う必要があります(慣れれば別ですが)。
Si、XXと違ったグレード間でも多くの部品が共用されていますので、違ったグレードの物でも予備パーツとして抑えておいて損はないと思います。
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