2013年05月02日
初めての車購入記 その2 現車確認
紆余曲折を経てAE100型カローラとAT212型カリーナTiマイロードに決まった。
カローラはカローラ店、カリーナはトヨタ店が販売している中古車だった。全国のトヨタディーラーで3年距離無制限の保証を受けられる。
走行距離はカローラは5万km、カリーナは1.4万kmだった。店舗に問い合わせして現車確認の日を決めた。
私が住んでいるのは大阪の交野市というところだ。奈良県寄りと言ったらわかりやすいか。お目当ての車があるのは兵庫県の加古川市と三木市だった。現在の我が家の車はワゴンR。道中で煙を吹いて壊れたらどうしようかと心配したが杞憂だったようで、難なく高速巡航をしてくれた。
まあエアコンをつけるとちょっとした登り坂でも80km/h以上出ないのが苦しかったが。
無事に加古川のトヨタ店に到着し現車確認をさせてもらった。
そこにあったAT212型カリーナは運転席側ドアに傷があったがかなり良好な状態を保っていた。エンジンも普通に始動した。少し驚いたのは着座位置がかなり低かったのと、この手のMT車にありがちな営業車タイプのシフトレバーではなくスポーティ志向のシフトレバーだったことだ。また実用車にしては珍しくレッドゾーンは7000rpmとなっていた。レブリミットは少なく見積もっても7500rpmくらいか。
クラッチも教習車と比べると重くストロークは短かった。敷地内を少し走行してみたがアクセル操作に対するレスポンスはかなり良く、ブレーキは踏み込み量に比例して効くタイプだった。
対応してくれたのは営業の人だったが、ノルマ達成が厳しくなっているのか、はたまた不人気車種+MTという売れない要素が詰まったこの車を早く売って別の車を持ってきたいのか、契約を少し急かされているような印象を受けた。
その分いろいろと頑張って値引きなどを提示してくれたのだが、どうにも好きになれなかった。店長のほうが腰が低く好印象だった。
とりあえず三木市のカローラ店にもいかないといけないため、後で連絡すると言って店を出た。
三木市のカローラ店では技術スタッフの人が対応してくれた。
白のAE100型カローラはいろんなところに小傷があったが気にならなかった。
とりあえずシートに座り、シフトの感触を確かめるために1速から順番に入れていった。少し2速に入りにくいと感じたのだが、原因はすぐにわかった。私がクラッチペダルを踏んでいないだけだった。まあクラッチを踏んでいないのにシフトレバーが動くほうが驚きだ。FFだからなのか、シフトリンケージが緩んでいたのかはわからないが、頭の中が?でいっぱいになった。
担当者に確認を取り、エンジンを始動しようとキーをひねった。しかしキーが回らない。どうやらキーが間違っていたようで正しいキーを挿すとエンジンは普通に始動した。そこで違和感を感じた。エンジンの回転や振動に違和感を感じたのではない。始動して動くはずのものが動いていないのだ。そう、このカローラは廉価グレードのためタコメーターがないのである。燃料計と水温計がタコメーターが本来ある位置に取り付けられていたが、燃料計はともかく正確な数値を示さない水温計を大きくしても意味がないだろう……。
担当者の対応はよかった。どうやらZZT231型セリカの6MTに乗っているらしい。敷地内にそのセリカが止まっていて、少しうらやましかった。
家に帰って検討した結果、AT212型カリーナを購入することに決めた。
よく考えてみれば、かなりの妥協という名のダウンサイジングをしたものだと思う。アルテッツァを探していた時でも「4気筒は嫌だ!」と言って6気筒のAS200を探していた。
普通に考えたらスポーツエンジンでパワーを上げやすい3S-GEを搭載したRS200を選ぶ。個体数もRS200のほうが非常に多い。だがエンジンとトランスミッションの質感というのは車の質を大きく左右すると私は思う。
4気筒でも静かだとか質感がいいと言われる場合もあるが、6気筒との差は歴然としている。所詮4気筒は4気筒。6気筒には及ばないのだ。
今回は予算の関係で4気筒になったが、次は妥協しない。
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Posted at
2013/05/02 10:35:22
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